4月18日(水)穏やかな晴天

今日は本当に穏やかな晴天。寒くもなく暑くもなく風もなく、本当にマイルドだ。一年中こんな天気だったらいいなとも思うけど、逆に言うと刺激がないとも言える。むしろたまにこういう日があるから、ありがたさもひとしおなのかも…

ということで、今日は最初に「造形の学食から」。
今日もバランス・ランチとどっちにしようか迷ったが、日替わりランチにした。タコライス+沖縄風そば、これで350円はお値打ち。

バランス・ランチにはデザートの選択肢があることは昨日のブログで述べたが、それがこれだ。

それに隣にあるこの巨大ちくわの天ぷら。食べ応えありそう。

D2, D3ギャラリーでは視覚伝達デザインコース(今年度からグラフィックデザインコース)の現4年生が3年次後期の選択授業で制作したパッケージデザインの展覧会が行われている。
この課題では学生たちがグループワークで、売り方や価格、そしてターゲットなどを念頭に置いて企画することに重点が置かれているようだ。Package、Products、Price、Promotionなど”P”というキーワードで括っているのはユニークでしかもこの展覧会のコンセプトが明確に判る。

これは台湾茶の日本人向けパッケージ。カラフルなパッケージに目が吸い寄せられる。

それぞれ試してみたくなる。

回留(フイリュウ)天野結実子、谷藤友美、劉芳

これはドライベジタブルのパッケージ。宅配便用のパッケージも作っている。しかも、中のドライベジタブルの見本も手作り。

VEGEAT(ベジット)岸下明生枝、佐藤沙都希、今井沙帆子、上地愛

これはキューブ型洗濯用洗剤。洗剤を角砂糖型にするという発想はユニーク、しかも便利!

キューブボールド 岸下明生枝、山田祐子、野村静香、原田歩美

他にもユニークな作品がたくさんあり、見ていて飽きなかった。グループワークは難しいところもあると思うけど、それぞれの発想を出し合って一人では考えつかないような展開が可能となる。よい経験をしたね!

さて、院生のアトリエに寄る機会があったが、写っているのは松永美穂さん。総合造形コースの卒業生で、今は大学院で造形表現制作(洋画)に在籍している。絵画にどっぷり浸かって幸せな日々を送っているようで安心した。

洋画院2年生のアトリエには名古屋市民ギャラリーの展示室縮小模型が並んでいる。実は来る5月2日から開かれる「460人展」の事務局がここにある。

スタッフの(右から)磯部由香子さん、野口綾香さん、河田麻奈さんはいずれも大学院2年生。

そしてコンピュータで仕事をしているのは同じく大学院2年生の武藤江美奈さん。

彼女たちは2008年に「99人展」を立ち上げ、今回は298人展を企画したが、どんどん出品者が増え、結局「460人展」になった。制作しながら企画・運営することは大変だが、この経験は必ず将来役に立つと思う。是非がんばってほしい。いい展覧会にしてください!

皆さんも是非ご覧ください!