朝から蝉が渾身の力を込めて鳴いている。音量がすごい!
この小さな身体でこれだけ頑張ってるんだから、われわれも頑張んなきゃね!?
そうそう、子供がまだ小さい頃、キャンプに行った先で、夜、蝉の羽化を見たことがある。土中から這い上がってきた幼虫が炊事場の柱を上り、あるところで止まったかと思うと背中が割れて透明感のある蝉の成虫が出てきた。徐々に羽根が拡がり色が濃くなって我々が普通に見る蝉の姿になってゆくのだが、その過程が感動的だった。静かな深夜のキャンプ場で生命の神秘に触れた気がした。
我が家の小さな庭でも夜な夜なそのような生命の不思議な活動が行われているのだろう。
さて、今日は2つの大学を訪ね、学長さんと意見交換をした。
同朋学園の松田学監と同朋大学の太田学長と3人で、名古屋学芸大学の井形学長と桜花学園大学の石黒学長をお訪ねした。
名古屋学芸大学の井形学長は御年88歳。しかし10歳はお若く見える。今でも毎週東京や鹿児島など出張されているとのことで、そのエネルギーたるや、感心を通り越して驚嘆する。
また、お人柄が本当に率直で魅力的。グッと人のハートを掴むやさしいオーラを持っていらっしゃる。
職員の方々も交えてお話しさせていただき、本当に充実した時間となった。
井形学長と職員の皆さんも交えて歓談しながらの昼食は本当に楽しい時間だった。
カフェー「ju:」のオムライスは美味しかった! 井形学長は自炊されているそうで、いまはこのオムライスに挑戦していらっしゃるそうだ!この前向きな姿勢がすごい!
2時間と少し滞在したあと、豊明市の桜花学園大学を訪ねた。ここは女子大学で保育学部と学芸学部からなる。
石黒学長は松田学監が以前学長をされていた愛知教育大学の元教授で、学監とは古くからのお知り合いだ。率直に色々なことを伺い、参考にさせていただくことも多々あった。本当にお話しできて良かったと思う。
帰りにはナゴヤドームへ。
今日は”YUMENAVI LIVE 2016 NAGOYA”が開催されている。多くの大学が参加し行われる説明会だ。
入口を入ると真っ先に名古屋音楽大学が協力し先生方が担当されている「まなびステーション」が目に入ってきた。
佐藤学長、松下学部長をはじめ、多くの先生方が対応されていた。
次に名古屋造形大学が協力して行われているステーションに。
ここは「メディア、建築、インテリア、デザイン、マンガ、アニメ、美術」とまさに名古屋造形大学の専門分野とバッチリ重なるステーション。名古屋造形大学の先生方が対応されていた。
閉会まで1時間を切り、訪問者も減っていたが、ピーク時には大変な賑わいだったとか。
多くの若い方々にアートやデザイン、そして、エンタテインメントの分野を学ぶ喜びと意義をご理解いただけたとしたら、これほど嬉しいことはない。
ちなみにこのナゴヤドームでは、スポーツ以外にも色々な催しが行われることがある。以前にもグラウンドに立ったことがあるが、客席で見るのとは違ったスケールを感じる。
野球ファンとしては、外野のフェンスの硬さはどんなだろう、とか、ダッグアウトはどうなっているのだろう、とか興味は尽きない。
外野フェンス前にて。
ちなみに外野のフェンスは硬くはないが、フワフワでもない。厚手のテント時に分厚く塗装したような独特の抵抗感があり、中にクッションが入っているのか手で押すと少しへこむが、思い切りぶつかるとかなり痛そうだ。
これはダッグアウト。
3塁側なので、この球場の場合はビジターチームがここに入る。
などと、ひとしきりグランドを回ってから帰宅の途に就いた。
今日は充実した一日だった。