今朝は少し遅めに出勤。
学長室で少し仕事をしてから院生のゼミ。
D2ギャラリーではグラフィックデザインコースの伊藤豊嗣教授の作品展が開かれている。
ん〜、このポスターよく似ている!?
これは以前の学生が描いてくれたらしいが、この配色と縞々模様は伊藤先生の贔屓の野球チームを表しているのだろう。
精緻な作り込みが素晴らしい!
そして品の良さが伊藤先生のお人柄を反映しているように感じられる。
ゼミ終了後、急ぎで名古屋キャンパスへ。
まずは学食で腹ごしらえ。
今日はバランスランチ。なかなかけっこう!
午後1時から学園本部で会議。会議は2時間ほどで終了。
帰路、出力センターに立ち寄り、明後日の展覧会搬入について業者さんと打ち合わせを行った。
幾つか心配な点があるのだが、やってみないと分からないこともあり、とにかくベストの方法で臨むことを確認。
自宅に戻り、すぐにバスに乗り、ふたたび名古屋へ移動。
飛行機が飛んでいるが、MRJではないようだ。
MRJは飛行場でも何度か見たことがあり、また、飛んでいる姿も見たことがある。なかなかカッコいい。
オアシス21で名古屋造形大学客員教授の内田邦博先生と落ち合い、ボイシー州立大学のジョン・フランシス先生が加わり、3人でパブ風のレストランへ。
実はこのメンバーで飲むのは3度目だ。昨年はジョン先生が来日されなかったのでお休みだったが、4年前から続いていて、私はこの会を楽しみにしている。
ゆっくりビールやワインを飲みながら、あれこれと話をする。デザインのこと、アートのこと、映画や音楽のこと、そして、政治や社会に関することなど、話は多岐にわたる。
お二人の会話はスムーズに進むが、私の英語力ではなかなか”立て板に水”とは行かない。それでも、気長に私の話を聴いていただけるのがありがたい。
お二人ともゆっくり丁寧に話してくれるので非常に聴き取り易く、理解に問題はないのだが、即応できないところが悲しい。
次回に備えて会話力をつけよう! と毎回思うのだが…
ジョン先生は私より6つ上、内田先生はジョン先生より7つ上なのでけっこう年齢差はあるのだが、私には年の離れた姉がいることもあり、例えば、50’sや60’sの音楽が好きだったり、ビートルズを同時体験しているなど、お二人とは興味のある分野がかなり共通している。
また、比較的リベラルな気風も共通していて、政治や社会に関する話題でも共感するところが多い。
このお二人との会はいつも時間がゆっくりと流れ、興味深い話題が次から次へと繋がってゆく、本当に楽しく心地よい、私にとって宝物のような時間だ。
喩えてみれば、青年のような瑞々しい心と正義感を持つ長兄、豊かな感受性を持つ柔和な次兄を持った三男坊のような気分だ。
4時間近くレストランで会話し、その後はピアノのあるバーへ。ここには内田先生に何度か連れて来ていただいたことがある。
この店ではマスターがピアノを弾いてくれて、お客さんが歌うことができる。
内田先生がドリス・デイの「ケ・セラ・セラ(Que Sera, Sera)」を歌われ、私はカーペンターズの「イエスタディ・ワンス・モア(Yesterday Once More)」、そして最後に、ビートルズがカバーした「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」(Till There Was You)」を歌った。
ジョン先生はお誘いしても頑なに断られたが、次回は何か歌ってもらおう。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、深夜バスで帰宅した。
内田先生、ジョン先生、ありがとう!