昨日の久々の雨も徐々に上がり、お昼前からは晴天。
今日も朝から大学へ。
ひたすら自作の制作に没頭。
少し4作目の見通しが立ってきた。
制作が進むたびに発見がある。場合によっては、思い切って新たなやり方で一からやり直すことも必要となってくる。だからこそ、仕事を早めに進めなければならない。そのことを今さらながら痛感する。
最も厄介なところは何とかクリアできたがかなり時間がかかった。ただ、厄介な問題が起こるたびに新たな解決法を見いだすことが出来るので、問題に直面すると、いつの間にか心の中に「やった!」という気持ちが湧いてくるようになった。
今日は早めの午後に帰宅。
中央道桃花台バス停へ。
一面のピンクだった桜もいつの間にか鮮やかなグリーンに。
可愛い黄色の花を咲かせるのに、”ブタナ”とは… と思ったが、フランスの俗名が「豚のサラダ」という意味で、そのまま和名となったようだ。
実際に豚が好んで食べるらしいが、フランスのある地域ではハーブとして食用になっているとのことだ。
ヨーロッパ原産で各地に分布する「ブタナ」は、昭和初期に入ってきた外来植物らしい。
さて、ブタナはさておき、今日は愛知県芸術劇場コンサートホールでの”名古屋市民管弦楽団”のコンサートを聴きに行った。
プログラムは大学祝典序曲(ブラームス)、交響曲第9番(ショスタコーヴィチ)、交響曲第7番(ベートーヴェン)だ。
アマチュアオーケストラの演奏会では、得てしてオーケストラ(の技量)に合わせたテンポを取る指揮者もいるように思うが、指揮の鈴木恵里奈さんは、奏者が多少遅れようがこんがらがろうが意に介さず颯爽としたテンポで演奏していて(特にショスタコーヴィチの第9番第1楽章、ベートーヴェンの第7番第3楽章など)それがすごく良かった。
この人の音楽には爽快感があって、それが楽想とピッタリ合うと誠に心地よい。特に上記の楽章は最適のテンポのように思われた。二つの交響曲はともに新鮮に響いた。
まだまだお若い方なので、今後の活躍が楽しみだ。
オーケストラは随分練習されたのだろう。音楽する喜びが伝わってくる力演だった。
充実した気持ちで帰宅した。