朝食後、徒歩で中心街へ。
中心街のバス停近くの工事現場。
フェンスに八戸の戦後から最近までの写真が展示してあり、バスを待つ時間に見て歩いた。
この区域の変遷がよく分かり、興味深い展示だった。
そう言うと、この田名部組は政治家の田名部氏と関係あるのかな?
ここから是川縄文館に向かうバスに乗った。
すると異音がする。何か”ギシギシ”鳴っているのだ。
大丈夫かなと思っていると、こんな表示が…
そっか−、キリギリスの声か…!!
しかし、何となくおかしい。停留所に停まると音が止むし、どことなく自然な音ではないような…
下車するときに運転手さんに「ホントにキリギリス乗ってるんですか?」と聞いてみたら、プッと吹き出して終わり。やっぱりね!?
縄文館で国宝の「合掌土偶」と3年ぶりに対面。
「お変わりありませんか?お目にかかりとうございました。」と心の中で声を掛けたら、「あなたもお変わりありませんか?」と言ってくれたような…
その後、八戸中心街へ戻り、徒歩で本八戸駅に向かった。
市役所の前の「明治天皇八戸行在所」の記念碑の前の小便小僧。
昨日訪れた八戸工大の中庭にもあったが、八戸と小便小僧って、何か”いわれ”があるのかな??
途中、立ち寄った八戸城趾にある三八城公園から本八戸駅方面を眺めた。
帰りに寄りたいところがあった。それは盛岡の白龍(ぱいろん)。
昨日、盛岡出身の同朋大学の職員の方から薦められた”じゃじゃ麺”を食べたいのだ。
これがじゃじゃ麺。
盛岡では、わんこそば、冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称されている。
旧満州に移住していたこの店の初代の主人が、現地の「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に日本人の口に合うようにアレンジしたものらしい。
お店の方や、隣にお座りの常連のお客さんに食べ方を教わり、最初はひたすら混ぜる。
麺、味噌、キュウリやネギなどの野菜が混ざったところで、食べてみる。
中部地方の味噌と違って甘みがない。
地味だがどこか惹かれる味。
少し食べたら、ラー油、ショウガ、ニンニク、酢などを混ぜて食べる。
グンと味が深くなり、ますます癖になりそう。
食べ終わってお皿に少し味噌や具が残っているところに玉子を溶き、麺のゆで汁を注ぐ。これをお店の人がやってくれた。塩コショウで味を調えて「鶏蛋湯(チータンタン)」これがまたなんとも….
帰りの飛行機はピンク色の3号機。
さすがによく見ると色褪せてきている。ちなみに、赤色の1号機は塗装をし直してすっかり鮮やかさを取り戻したようだ。
大学へ向かい、学長室で仕事。
午後9時半に仕事を切り上げ帰宅した。
充実した3日間だった。