朝、9時ちょっと前に出校、事務部長と打ち合わせを行う。
その後、学部長から、卒業生の古沢和宏君がNHK第一ラジオの”すっぴん”に出演すると聞き、番組宛てにメールを出す。
9時20分からの入試ワーキングには少し遅れて出席、その後、会議を中座させていただいて古沢君登場の瞬間を聴いた。何と、初っ端に私のメールが読み上げられた。
「古沢君は在学中から喋り出したら止まらない性格でそれは今も続いている。しつこく食い下がってくるところは、今の若い人にも見習ってほしい。普通は敬遠される”痕跡本”に着目したのはさすが! 私の教育が良かったのだと思う。今後のさらなる活躍を期待している… 」というような内容だった。
古沢君の「ひぇーっ!」という驚きの声がラジオから響き渡り、しばらくはその話題になった。まさか、最初に読み上げられるとは思わなかったし、この話題でこんなに盛り上がるとは…
その後、会議を終えて車で同朋学園名古屋キャンパスへ。カーラジオを点けると、まだ古沢君が喋っている。
番組の最後にまた私の話題になり、「先生、一生ついて行きます!」という叫びを聴きながら車を運転しているって何か変な感じ。飲み屋で隣の古沢君が叫んでいるような…
午後から名古屋音楽大学の謝徳会に出席。さすが音大、宗教的なセレモニーも独唱付きの合唱で行う。美しい歌声にしばし聴き惚れた。
高橋学長の講話は名古屋音楽大学の設立時の状況が非常によく分かる内容だった。
今の名古屋音楽の設備、備品の充実度からすると極めてシンプルな状態でのスタートだった訳だが、創立時の先生方の並々ならぬ熱意を感じた。
一年生の皆さんにとっても、このような先達を持つことの誇りと、次の世代にその情熱を伝える気概を持っていただきたいと思ったが、力強い歌声を聴かせていただき、心配はないと確信した。
一同”合唱”の後、一同”合掌”にて終了。素晴らしい音楽謝徳会だった。
大学に戻り運営委員会。議題は少なくなかったが、割とスムーズに進行。終了後、学内で開かれているボイシー州立大学の皆さんへのフェアウェルパーティに駆けつけた。まだ賑やかに歓談は行われていたが、食べ物はほぼ残っていなかった、グーッ…(おなかの鳴る音)
会場では、たこ焼き、餅など、日本のスペシャルフードが用意されていた…様子だ。
抹茶も振舞われ、米国からの友人達は大喜びだった。
伊藤学務課長、なかなかのお手前!
学生課の安井さんには先方の学生さんの渡航前の種々の手続きから来日後のお世話まで、本当によく面倒を見ていただいた。
John Francis 先生を挟んで渡邉先生と私。渡邉先生には Jill 先生のレクチャーの通訳を始め、彼らの滞在期間中、あらゆる局面でお世話いただいた。おつかれさま!
あ、私が絞めているネクタイは、ボイシー州のネクタイ。ブロンコという野生の馬がデザインされている。