お昼まではもう少し時間があるので、取りあえずメニューを調べた。
100円朝食、イイね!
キャンパス内をぶらりと散歩してベンチに座ると睡魔が…
しばらく瞑想した後、ふたたび学食へ。
お昼はなんときつねうどんと鶏の甘酢あんかけ。
きつねうどんが140円、小鉢が100円で合計240円。
これは安い!
小鉢くらいの量の麺類を食べることはたまにあるが、このようなフルバージョンのうどんを食べるのは久し振りだ。去年の8月以降は全く食べていない。
でも、今日は汁物を身体が求めている気がして・・・
仏教系大学の総会と研修会。
代表幹事校の大谷大学草野学長の挨拶から研修会がスタート。
そして、(株)堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏の講演。
タイトルは「自今生涯」。
軽妙な語り口のお話の中に深い意味が込められていて、最後まで感心し通しの1時間半だった。
戦前、戦後の動乱を体験されてきた先生のお話の内容は私の想像を遥かに超える。
ただ、壁にぶつかってもめげず、人生を楽しもうという気持を持って来られたことが素晴らしい。
「戦後、食べるものが無い毎日の中で、伊勢たくあんで白いご飯を腹一杯食べたら何でも言うことを聞く、と思ったが、衣食足りた今では日常のちょっとしたことに不満を感じる」と語っていらっしゃったことが印象に残っている。
人間は満足することが無いのかもしれないが、ただ、堀場氏は極限を経験されていることで、今の状態が相対化されて見えるからこそ、自らを律することができるのだろう。
堀場氏の講演のあと、学内を見学。
1学年がまるまる入ることができる座禅場。
花園大学は禅宗 臨済宗の大学なのだ。
その後、学食で懇親会が行われた。
さすが京都の大学、学食とは思えないような料理のグレードに感心した。
さすがに今日は最初の乾杯のあとはウーロン茶で通した。
そして、珍しく二次会は遠慮してホテルに直行した。