1週間前、熊本出張から戻ってバッグを見たら外付けハードディスクドライブ(HDD)が見当たらない。
特に機密を要するデータはもちろん入っていないが、使い勝手の良いHDDだったのでガッカリ。
訪問先に聞いてみても心当たりがないとのこと。
送り返した荷物の中に紛れ込んでいるのではないかと思い、数日後、戻ってきた箱を調べても入っていなかった。
どうしても旅先で無くしたとは思えないので、再度バッグを調べたが、見当たらない。
イエローグレイの合成繊維製の袋に入っているのですぐに判る。
手でバッグの底を探してみてもカバンの底の感触しか無い…
何となく気分が重たいまま、空港やバス会社の遺失物係に電話してみようかと思いつつ、もう一度バッグの底を見てみたら…
あった!
この1週間はいったい何だったんだろう。
確かに何度もカバンの底を見たし、手で探ってもみた。
まるで狐につままれたようだ。
ただ、大きな勘違いがあったのは、HDDの袋は表側がイエローグレイだが、裏側が濃いグレーだったことだ。
イエローグレイの色を思い浮かべながらカバンを覗いていたので目にとまらなかったのかもしれない。
また、カバンの底の合成繊維製の感触がHDDの袋の感触と似ていたのも良くなかった。
普段慣れ親しんでいる物がなくなると、そのイメージを強く思い浮かべる。
そして「無いこと」がなかなか受け入れられない。
しかし、実は「リアル」だと思っていたそのイメージが、実物とは異なるものだということを思い知らされたような気がする。
さて、本日は打合せが続き、夕方から名古屋へ出かけた。
バスから見る外の風景。
湿度が景色に表れているよう。
久々にナナちゃんに遭遇。
ゴジラに連れ去られたのかと思ったが、無事に生還されたようだ。
今回は左手に団扇、右手ではビールを注ぎ続けている。
缶でできたスカートを履いてのお仕事、こんなことさせられて… さぞ辛かろう、
と思いきや、
ここに立って写真を撮ってもらうわけね!?
そうするとナナちゃんにビールを注いでもらっているように見えるというわけ…
(誰がすんねん!!)
これだけ言いたいことを言い合える学長と事務部長の関係は素晴らしい!
・・・あれこれ話し込んでいるうちに終電はなくなり、久々にタクシーでの帰宅となった。