恐れていた台風は寝ている間に遥か南の方をすり抜けて行ったようだ。
大学の授業に影響が無かったことには、素直にホッとした。
ホテルの朝食では、糖質をできるだけ控えた。
高タンパクで野菜もタップリ。
飯田女子大学には家政学科、幼児教育学科、看護学科がある。
当日は授業が行われており、看護学科の学生さん達が非常に実践的な授業を受けている様子を拝見した。
壁に貼られているモットーなどにも、現場で何が最も重要なのかという意識が教える側に一貫しているのを感じた。
素晴らしい緊張感が漲っていた。
飯田には人形劇の伝統があるということで、このような人形を拝見した。
淡路島の人形浄瑠璃は有名だが、飯田との歴史的な繋がりがあるとのこと。
淡路は身近な土地なので親しみを感じる。
生活福祉専攻では介護の実習が行われる。
このようなリアルな人形が数体あった。
看護や介護で必要とされる機能が付いた人形は調べてみるとかなり高価で「さくらさん」とか「ふくたろうさん」とか名前が付いているようだ。
こういう実習モデルの開発にも、造形分野と医療分野の協同の可能性があるように思う。
施設見学の後、全体協議会でとりまとめが行われた。
有意義な二日間だった。
これも温かいつゆに浸けて食べる蕎麦だが、麺のコシも風味も良かった。
充実した飯田の時間を終えて、浅野先生の車に高橋先生と同乗して一路、同朋学園名古屋キャンパスへ。
学園本部での常任理事会を終え、さらに色々と打合せの後に帰宅すると、すでにかなり遅い時間になっていた。