朝から学長室で仕事。
午前中に打ち合わせ少々。
午後は大学院平林ゼミの展覧会 〜鏡〜 (学内D1ギャラリーで開催)に呼ばれて講評。
このテーマは面白い! 実際に鏡(アクリルの鏡でレーザーカッターで自由な形に切れる)を使って作品を作るのだ。
反射する素材にペイントすることは、実は画面を作ってゆく上での非常によい訓練になる。映り込む素材は本当にコントロールし辛く、感覚を研ぎ澄まして当たらなければ到底御しきれない。
そのところを分かっているのか分かっていないのかが、作品を見るとすぐ分かってしまう。
その意味ではこの作品は面白かった。
支持体の形と絵の具の色、塗り、そのバランスが注意深く考えられているように感じた。金属たらいも上手く使われていた。
面白い試みの展覧会だった。