朝はいつも通り出勤。
午前中は学長室で執務。
お昼は学食に行く前にTwitterで確認。
今日は日替わりランチ(マイルドチキン煮込みカレーライス:380円)に決定。小皿も付けよう!
午後は1年生の人体デッサン授業。
今日は1ポーズ目終了時に他の先生にバトンタッチしてアトリエを後にした。
駐車場に行く途中、大学の入口脇にあるDギャラリーではグラフィックデザインコースの講評中。
中央道桃花台バス停近くの桜はほとんど散り、葉桜になりかけているが、
そして、いつものように同朋学園名古屋キャンパスへ。
今日はちょっと時間があったので同朋Caféでカフェオレ。
午後4時から会議。
会議が終わってバス停に向かっている途中、Doホールで名古屋音楽大学NCM管弦楽団のウェルカム・コンサートを鑑賞。
NCM管弦楽団は名古屋音大の部活のオーケストラらしい。今日は新入生を勧誘するためのコンサート。なかなか熱の籠もった演奏。新入団生、たくさん入るといいね!
バスで帰宅。
聴いているのはリュビモフのフォルテピアノでシューベルトの即興曲集。
この音色を聴いていてふと思い出した食べものがある。
それは博多ラーメンのバリかた。
フォルテピアノはバリかたの味がするのだ。
中学生の頃、ベルリンフィルのローター・コッホのオーボエの音色(もちろんレコードでしか聴いたことはなかった)を黄色く艶のあるかんすいの効いたラーメンをツルンと飲み込む感じ、と表現して友人と意気投合したことがあった。
ひょっとして、オーボエのチャルメラに似た音色がどこかで心理的に作用していたのかもしれないが、コッホのオーボエの音は非常に艶があり、同じ音色と強さで繋がってゆく感じがラーメンの麺を想像させた。
今、リュビモフのフォルテピアノの音色を聴いて、麺が少し生煮えで硬く、ツルンと喉に入るのではなく、何処か素材の味が生っぽく生きていて独特な風味があるバリかた麺のように思えるのだ。あるいは、名古屋名物の味噌煮込みうどんの生煮えの感じに似ているのかもしれない。
絵画や彫刻などの美術作品にも、私は味覚を用いて例えることがよくあるのだが、美感は何処か味覚に例えると判りやすいところがある。
・・・なんて考えながら帰宅。