12月8日(日)晴れ

今日は真珠湾攻撃が行われた日だ。
1941年12月8日、日本海軍はハワイオアフ島の米海軍基地への攻撃を行い、無謀で無残な戦争への端緒を切った。そして、その後も情報を隠蔽、コントロールし、負け戦を勝ち戦として伝え、多くの兵士や国民を死に追いやった。
今、このことから学び、同じ過ちを繰り返してはならないと心から思う。

1980年12月8日、ジョン・レノンが凶弾に倒れた。この日は平和を希求し続けた音楽家が亡くなった日でもある。

今日は久々に時間が出来たのでジムに行こうと思ったが、第2日曜日は休みだった。残念!

午後、小牧市民ギャラリーで開催されている”高北幸矢木版画「駒来」表紙展”を観に行った。高北先生は前名古屋造形大学学長で現在は清須市はるひ美術館館長だ。
また、昨年の「落花の夢」、今年の「落花、夏の夢」と、古川美術館分館爲三郎記念館でインスタレーションの展覧会を開催された。

今回の展示は、小牧の月刊郷土文芸誌「駒来」の表紙を飾る木版画と短いエッセイのセットとなっていて、作品の魅力もさることながら、文章にも強く惹かれた。
読みながら作品を観ていると、情景が浮かんでくるようだ。
少年の頃の思い出やお母様のことが多く出てくるのだが、読んでいて思わずほほえんでしまったり、時として胸が熱くなったりする。

高北先生の絵は、実は以前からすごく好きで、本当に上手いと感心する。
ただ達者なだけではなく、洒脱で、時として愛らしい。
ご本人の弁では、少年の頃は非常に内気で口数の少ない子供だったらしいが、作品にはそのようなシャイな感じが確かに残っているように思う。ご本人自身はかなり”変わられた”とは思うが…

図版と文章がセットの本ができれば絶対にほしい。
いつか実現しないものかなぁ…!と期待している。

高北幸矢木版画「駒来」表紙展は明日(12月9日)まで。
会場は小牧市民ギャラリー2
明日は最終日なので開場時間は 10:00~13:00 だ。

夕方、うちに帰って、ウニとまったり。

ウニは冬場は”こたちゃん”となる。


ホンノリあったかい!