授業後遅くまで3年生のアトリエに電気がついていたので様子をみてきました。何名か課題の追い込みで残って制作をしていました。
この作品は立体絵本でしょうか。細部まで細心の注意を払って制作しています。
北谷さんはパッケージデザインを制作しています。商品のロゴマークがほぼ完成して、最終的な確認をしているところでした。
ラフスケッチです。いきいきとしたラインで描写されています。
もうすぐ講評です。より高いレベルを目指して制作していってください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
名古屋造形大学 情報表現領域 デザイン&イラストレーション[足立スタジオ]
3年生はパソコンルームでPhotoshopを使用してのイラストレーションを制作しています。小副川先生の授業です。テクニックはもちろん、ノウハウも指導してもらい、イラストレーションの表現方法を高めていきます。さっそく小副川先生から分かりやすい丁寧な指導を受けています。
制作途中ですが作品を観せてもらいました。ボールペンで描いたものをスキャニングしてパソコンで着彩していくそうです。
ペンタブレットを使用してテンポ良く進めています。すでに高いスキルを身につけているようです。
さすが3年生です。これまでの積み重ねを感じました。手描きも大切ですがデジタル表現も必要な技術です。ますますレベルアップを目指して取り組んでいってください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
3年生の課題は広告系・編集系を選択するセレクトワークです。最終日はプレゼンテーションを行います。
僕の授業で行うプレゼンテーションはディベート形式で、そのためのルールを設けます。プレゼンターは自分の作品に自信がなくても「肯定」の意見しか言ってはいけません。観ている側はすばらしい作品だと思っても「否定」の意見しか言ってはいけません。そしてプレゼンターは否定の意見を肯定の意見で言い負かしてください。
制作時点では気づきもしなかった鋭い否定の意見が出てきます。細部までコンセプトを詰めて制作しなければいけない事を肌で感じる事ができたと思います。やってみると不思議と楽しくなります。笑いを交えながらも緊張感のあるプレゼンテーションとなりました。
この装丁の制作者は佐藤さんです。イラストレーションのクオリティも高いですがロゴマークのデザインに対する意識の高さを感じます。
音楽雑誌のパンフレットを制作したのは清重君。音楽ショップをリサーチして店頭で手にしてもらえる効果的なデザインを心がけました。ショップを充分にリサーチしているので、説得力のあるプレゼンテーションができました。
最後の作品は神谷さんです。架空のレストランを設定してのメニュー表や新規オープンの紹介アイテムを制作しました。限られた時間で制作したこのボリューム。デザインもイラストレーションも申し分ないクオリティです。
3年生の時に制作する課題は就職活動に直結していきます。油断せず一生懸命制作に励んでいってください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ