あと一日ですが…

こんばんは
卒展ブログスタッフ奥村です
前回に続きアニメーションコースの先輩にお話を伺いました

今回お話を伺ったのは田畑有紀子さん
メールでのやり取りだったので写真はありませんが、かわいい犬のキャラクター達のお話です
個人的にはブルドッグの子が好きです…

Q. 作品の概要を教えてください
とある冬の街中。子供たちは現在人気のアイドル「ぷーどるちゃん」に夢中。
彼女のトレードマークのもこもことしたマフラーはヒット商品となり、ほとんどの子供たちはそれを身にまとって元気に遊んでいた。
そんな中、主人公タローは使い古された赤いマフラーを不満げに身に着けている。一番の友達クロの協力もあり、タローは母親に「ぷーどるマフラー」をせがんでみるが…

Q. 見どころを教えてください
子供も大人も楽しめるようなふんわりとした世界観。

Q. 苦労したところはありますか
絵コンテ時からカット数が多かったので、いかに要領よく制作するか。

Q. 影響を受けた作品はありますか
特になし。

Q. 制作中楽しかった事はなんですか
声優を当ててもらう時、日本語でも英語でもない言葉という指定をしたので、その時のキャラの雰囲気がどういう風なのかをうまく伝えるのが大変だった。

田畑さん、ありがとうございました

卒展も残りあと1日ですが、ぜひ先輩方の作品を見に来てください!

卒展始まってしまいましたが…

こんにちは
卒展ブログスタッフ奥村です
卒展始まってしまいましたがブログを更新したいと思います…
今回はアニメーションコースの先輩にお話を伺ってきました
(取材は卒展開始前に行ったものです)

まずお話を伺ったのは三浦里菜さん
私の下手くそなインタビューにも丁寧に対応してくださいました…

imgp0004

三浦さんのデスク
アニメーターの机だ…

imgp0009

真剣な表情

では作品について伺っていきたいと思います

Q. 作品の概要を教えてください
これ、変な事を言っちゃうと人間用じゃないというか、主人公が犬なんですけど、その犬が自分の飼い犬なんですよ。
ごまって言うんですけど。
そのごまの為に作った作品です。
作品を作るうえでターゲットを決めると思うんですけど、たとえば年齢層。
幼稚園児向けとか小学校低学年、高学年向けとか。
それを決めるとしたら自分の家の飼い犬ですね。
だからほぼ人間用じゃないというか。
ごまが見て理解できるわけじゃないんですけど。
あとは自分の家族と自分に向けてっていうのもありますね。

Q. 見どころを教えてください
そうですね、もううちの可愛いごま君を見てくれ!っていうところですね。

Q. 苦労した事はありますか
絵コンテです。
自分は卒業後アニメーターとして仕事するんですけど、そのアニメーターが仕事する前の仕事をするのがすごい苦手で。
企画とかキャラクターデザインとか。
それを自分でゼロから作るっていうのが結構キツくてだいぶ時間をとられました。

結局どう決められたんですか
もう4コマ漫画を描こうみたいな感じにして。
やっぱり資料とか見るとすごいきれいな絵コンテじゃないですか。
あれを目指すともう描けないんで自分さえ分かればいいっていうんで妥協しました。
ほんとはこんな進め方しちゃだめです。

だめなんですか
破綻します、これ。
絵コンテっていうのはすごい大事なもので、最初の設計図なんで。こういう描き方しちゃうとカットを描いて繋げた時にうまく繋がらなかったり、カメラワークもちゃんと決めてないんで描いて決めるってやってるとそれもまたカットが繋がらなかったり、勢いがおかしかったり。
私はもうこれで妥協しちゃったんですけどほんとはこのやり方まじでだめです。

Q.楽しかった事はなんですか
原画ですね。
すごいつらいんですけど。
頭の中でこういうおもしろい動きを思いついたぞとか、好きなアニメーターさんのこの動きがやりたいっていうのがあるじゃないですか。
それをアウトプットできない。
だから苦しいけど、ここで描いてはやく動いてるのが見たい、カットとカットを繋げて見たい、出来上がったのが見たいっていう。
なので作画作業は楽しいです。

Q.影響を受けた作品
基本的に小さい頃に見てたアニメになるんですけど、昔からギャグアニメが好きで。
うちにVHSがあって結構海外ものを見てたんですよ。
トムジェリとかタートルズとか、もちろんディズニーも。
あとお母さんの影響だと思うんですけど、ど根性ガエルとかいなかっぺ大将なんかを見てて。
なので昔の頭身くらいのキャラと、トムジェリとかのギャグはだいぶ影響うけてますね。
あとはやっぱり自分の好きなアニメーターさんですかね。
今石洋之さんのアメコミタッチのギャグの動きがすごい好きで参考にして描いてます。

以上です!
お忙しい中ありがとうございました
次に卒業制作を作る身としてとてもためになるアドバイスをいただけました
絵コンテは、大事
そして掲載が遅くなってしまい申し訳ありません…

imgp0005

最後に主人公のごま君

次回は同じくアニメーションコース田畑さんのインタビューです!

 

卒展搬入その2「気持ちは山々」

こんばんは、卒展ブログスタッフの森重です。
前回に引き続き卒展搬入のお手伝い&インタビューです!

今回インタビューを引き受けてくださったのは陶芸コースの松室未姫さんです。

img_6019

まずは松室さんと後輩四人でダンボールから作品を一つ一つ取り出していきます。陶器で作られた女の子の数はなんと約四百体!
取り出した作品を丁寧に積み重ねていく松室さん。根気のいる作業です…!

Processed with Rookie Cam

松室さんの作品タイトルは「気持ちは山々」。

「女の子を陶器でたくさん作って積みました。遠くからみるとただの白い山にみえますが近づくとそれが女の子の塊だとわかると思います。中に芯など使っていないので中心までぎっちり詰まってます。ぜひじっくり見てみてください。」

img_6032

苦労した点を伺ってみると、
「一体一体一から手で作っているので全員違った子になってると思います。ポーズを考えたり外見を変えたりとにかくたくさん作るのが大変でした。」とのこと。

体育座りをする子、うつ伏せで寝ている子…一体一体ポーズが全く違ってとても感動しました。淡い色合いの着彩も幻想的です。

じっくり見て、自分のお気に入りの一体を探してみてはいかがでしょうか?
松室さん、ありがとうございました!

卒展搬入その1「たじみ強イイ女子旅」

こんばんは、卒展ブログスタッフの森重です。
2月13日(月)に行われた卒展搬入のお手伝い&インタビューに行ってきました。

img_6038

今回インタビューを引き受けて下さったデジタルメディアデザインコースの高井麻未さんです。ポスターを壁に取り付けたり、写真撮影用のパネルを設置したりと大忙し…。

img_6066

高井さんの作品タイトルは「たじみ強イイ女子旅(たじみつよいいじょしたび)」

高井さんが今回行ったのは、岐阜県多治見市の観光ブランディング企画。
作品制作のために近郊に住む主婦層を対象として、実際にアンケートや取材に行くことで生の声を取り入れたブランディングに挑戦したそうです。

img_6067

Webデザイン、パンフレット、ポスター、広報キャラクター、リピーター獲得の為のノベルティ企画やデザインをメインに制作するなど盛り沢山の内容です…!

苦労した点について伺ってみると、
「今回の制作内では初めて本格的なブランディングに取り組み、実際に多治見市内の店舗・施設を22件紹介させていただきました。取材を申し込み、同時進行でやり取りをする過程はとても大変でしたが、反省点含めとても勉強になったと感じています。」とのこと。

2017

また、高井さんは今回の卒展のメインビジュアルを担当しています。卒業生200人のイラストを5ヶ月かけて書き下ろしたとか…!一度見たら忘れられない、ポップで可愛いイラストがとても魅力的です。

高井さん、ありがとうございました!
次回は陶芸コース 松室未姫さんのインタビューです。