映像・アニメーションコース3年次 アニメーション制作(ラッシュチェック) 2012/12
今年も今年度も残りわずか、師である先生が走るなら弟子であるところの学生達の猛ダッシュは必至。ともすれば制作や課題も佳境なのは言わずもがな。
映像・アニメーションコース3年次も多分に漏れず鋭意を以て制作の只中にあり、今回ラッシュチェック差し掛かりました。
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そもそもラッシュチェックとは撮影されたネガフィルムを現像する段階でラッシュフィルムというポジフィルムのように出来上がりと同じように見えるフィルムに焼いたもの。 そのフィルムを見ながらリテイク出しをしていくことをラッシュチェックというのですが、仕上げ(彩色)や撮影の作業がデジタルに移行した今では、撮影されたアニメーションをムービーデータとしてモニター等で確認することを言います。
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ではそのラッシュチェックの様子をご紹介。
今回はこの様に壁にプロジェクションしてみんなでチェックしました。
なぜみんなでチェックするのかというと、この授業では学生達が個人で一つの作品を完成させるのではなく、映像・アニメーションコース3年次生達が一丸となって作品を作り上げる事を目的としているからです。
この様にシーン毎やカット毎に見ていきます。
チェックをしながら大平晋也専任講師の質問や修正の指導が入ります。
アトリエの片隅には作品タイトルと設定資料や注意事項等が。
アニメーションは膨大な作業量のため往々にして分業で制作されていきます。
だからこそこういったチェックで段階毎に意識を共有していく事が重要になってきます。
作品の完成も間近のはず、みんな気を引き締めて頑張ってください。