染織工房の見学

仕事後、まこ新太郎さんが、穴の開いたフエルトのかばんを修理するために、
染織工房へ道具を借りに行くというので、
一緒について行きました。
工房では、5,6人の学生が制作中でした。
工房職員の奥平さんにしばらくお話を聴かせてもらいました。
制作をしていたのは、2年生の工芸コースの学生。
マフラーを作る課題をやっているのだそうです。
学生は、分かれていろいろな機械の前で作業をしていました。
毛糸を紡いでいる人、織り機で織っている人、コンピュータで図柄を作っている人。
奥平さんの話によると、毛糸のもとの原毛は羊毛で2種類あるのだそうです。
色はややクリームがかった白色。
これを自分の好きな色に染めて、糸を依りやすいようにすいて塊にします。
そして、いろいろな色を合わせながら毛糸を作っていくのだそうです。
色を染めるところから工程が始まっていることにとても驚きました。
その後、糸は一宮で仕入れるとか、布から糸にしてくれるお店があるとか、
かわいいボタンをたくさん売っているお店があるとか、
おいしいラーメン屋さんがあるとか、
一宮はモーニング発祥の地で、モーニングマップがあるとか。
楽しい話に花が咲きました。
穴が開いてしまったかばんは、専用の道具の針で刺してほぐすとわからなくなるそうです。フエルトの毛を埋め込んで直すという方法もあるそうです。
気に入ったかばんが、長く大切に使えますね♪


フエルトの穴を修理するのに借りた道具

カテゴリー: 学内施設 パーマリンク