朝起きてカーテンを開けたら、今日は晴天だ!
下に通るのは兵庫町のアーケード。
午前7時半に高松のホテル出発。女木島に向けてチャーター船で出発。
敢えて作品について語るより、作品を見て回る道すがらの風景を紹介しよう。作品は是非、皆さん自身が観て評価してほしい。
着いたのは女木島。鬼ヶ島伝説があるらしい。
バスで山の頂上にある洞窟へ。
なかなか年季の入ったバスだ。
女木島は鬼ヶ島伝説の島、らしい。島の最も高いところに洞窟があり、そこでも作品展示が行われている。ただ、鬼や桃太郎の像が非常に”存在感”があるので、アート・アニメーション作品が遠慮がちに見えてしまった。
この島の絵を会田誠氏が描いていて、名付けたのが”貧○島”。○の部分は少々言いにくいが、ボディに関係する語。・・・なるほどなぁ、と思ってしまった。
女木島では2010年の作品も継続して展示されている。
作品が展示されている家屋の土壁。昔は普通にどこにでもあった壁だ。竹と藁と土で出来た壁。
家って、元々は近辺で手に入る素材で出来ていたんだね。
展示会場になっている民家で見かけたミシン。懐かしいシンガーミシン。
ここはネコが本当に多い。
このネコの密度! 画面の外にもまだ居るのだからスゴイ。
ガイドさんの説明によると、スパイクという名前の犬がいて、ネコたちと上手くやっているそうだ。
それにしても警戒感のカケラもない。いかに島の人たちが猫に優しいかが分かる。
おばちゃんが乗っていらっしゃるのが”島ベンツ”といわれている乗り物だとか。どんな坂でもバリバリ登るらしい。
このあと、またまたチャーター船で高松へ。
そこからバスで”沙弥島”へ。
バスでの移動ということなので、橋で繋がった島かと思いきや、埋め立てで陸と繋がった島だった。
千年前にあった素材で当時の味付けで仕上げたスープ。
亀の手が入っているが、亀の手は平安時代には”石華”と呼ばれていたとか。
味付けは塩味のみ。仄かに磯の香りが漂う。
第二次大戦中に人間魚雷”回天”を隠していた場所。このような場所が、あちこちの島にあったとか。戦争の暗い影がいまだにあちこちに残っている。
沙弥島から見た瀬戸大橋。
巨大な構築物。時々走る列車の音がゴゥゴゥと響き渡る。スゴイ存在感!
この後、バスで高松に戻り、列車で帰宅の途へ。
自宅に午後10時に着いた。
かなりの高低差を歩いたのでさすがに少し疲れた。
本当に盛り沢山な一日だった。