あまりに暖かいので、短パン姿で外を歩いていたら、前方に緑色と白っぽい二匹のヘビがいた。長さは1mほどだが4〜5cmほどの太さがあるずんぐりしたやつだ。
白っぽい方のヘビがするすると近寄って来たかと思うと、私の左ももの外側を這い上がってきて、短パンの内側を通り抜けて腰のところから出て行った。
これって吉夢なのだろうか…?
開催中のアーツチャレンジを観てから新幹線で東京を経由して水戸へ。
あ、ヘビ思い出した。
水戸芸の高嶺格の展覧会を観て東京へ戻った。
常磐線は松戸から上野まで学部三年の時から修士課程修了まで通った懐かしい路線だ。
帰りの車窓からの風景を見ていて、初めてこの辺りを通った時のことを思い出した。
高校まで神戸の須磨という、海と山に挟まれた土地で育った私としては、浪人生となって東京に住むようになり、初めて常磐線沿線の風景を見たとき、このような広々とした田園風景、そして西日本と少し異なる植生に、何か”遠くへ来たなぁ”という感じを抱いた。その時のことを懐かしく思い出した。
お茶の水は浪人時代を過ごしたところだ。あの窓の中で長い時を過ごした。悶々として過ごした日々だったが、今考えると、得たものは決して少なくなかったと思う。
お茶の水、御茶の水等の表記があるが、なぜか駅名は「御茶ノ水」だ。
若い頃ならなぁ…