少し涼しめで過ごし易い一日だった。
久々にジムで汗をかいた。4月はジムに1回しか行けず運動不足気味。
自宅で仕事をこなす傍ら、アメリカで撮影してきた写真の整理に手を付けた。2月末から3月中旬までアメリカに滞在し、多くの写真を撮ってきたが全く手付かずのまま。ここから新作を作らなければならないが、作品として使えるものかどうかの判断すら出来ていないので不安だ。
今回のアメリカ旅行のメインはアイダホ州のボイシー州立大学での展覧会とレクチャーだったが、その前後にニューヨークとサンフランシスコに滞在し、作品用の写真撮影を行った。今日はニューヨークの写真から数点を紹介しよう。
これはニューヨークに着いた翌日、マンハッタンを出てニュージャージー側へ渡って撮影した夕景。午前中はブルックリン側で撮影を試みたが強風のため断念。午後、反対側のニュージャージーに渡ったところ、ちょうど沈み行く陽光を全面に受けたビル群を見ることができた。刻一刻と移り変わる色合いが美しかった。
撮影が終わる頃には夕景が夜景に変わっていた。マンハッタンは光の島と化し、絶景が目の前に広がっていた。
撮影した場所はワールドトレードセンターから地下鉄でハドソン川の下をくぐり抜けニュージャージー側へ渡った最初の駅。エクスチェンジ・プレイスという名前の駅で、地上に出るとすぐウッドデッキやベンチが整備された公園が広がる。まさにマンハッタンの絶景ポイント …しかし、人はほとんど居ない。夕方になると私一人だけになってしまった。静かに一人で夜景を眺めていた。
次の日、再びブルックリン側に渡り撮影、風は少し弱まっていたが、手がかじかむ中でなんとか撮り終えた。この日は抜けるような青空だった。
ちなみに、今回の旅行では、事前ににグーグルマップとストリートビューで綿密に下調べをしていったのが功を奏して、無駄にポイントを探す時間を省くことが出来た。ただ、どこもストリートビューで既に見た風景なので”初めて見る”という感動がやや弱まってしまった。