9月29日(土)晴れ

久々にゆっくり始動。
大学に少し顔を出したが、ほぼ自宅で過ごした。
午後からは名古屋に出かけた。

TRANSIT 2012 現代美術国際交流展のプレ展が開かれている。

場所はアートラボあいち3Fのエキジビションスペース。今回は香港バプティスト大学視覚芸術院と中国雲南省の紅河学院美術学院の学生作品が展示されている。それぞれの学校のカラーの違いが出ていて面白い。
来年3月には香港で名古屋造形大学の学生の作品が展示される。

TRANSIT は2001年にドイツ・デュッセルドルフ芸術アカデミーとの間で行われたのを皮切りにドイツ・ワイマールのバウハウス大学やアメリカのカーネギーメロン大学など、欧米やアジアの有数な大学との間で行われてきた交流展の名称だ。TRANSIT ではただ単に交流展を開くだけではなく、学生と教員が現地に赴いて作品制作を行ったり、シンポジウムを開いたりしながら親密な交流が行われる。
このような本格的な国際交流展を毎年開催することは教員や学生の非常な努力が必要で、これを継続して行ってきたことは名古屋造形大学の誇りだと思っている。

TRANSIT 2012 現代美術国際交流展プレ展
2012年9月21日(金)〜10月14日(日)
アートラボあいち 3F エキジビションスペース
11:00ー19:00(月曜日・火曜日休館 ただし10月8日の体育の日は開館)
https://www.nzu.ac.jp/news/news2012/1151/
http://www.artlabaichi.net

さて、午後4時からは若子jetさんと私のトークショー。
キヤノンギャラリー名古屋で開催中の若子jetの写真展に出かけた。

彼女は名古屋造形大学総合造形コース(現コンテンポラリーアートコース)の卒業生で、現在は写真家として活躍している。今回の展覧会は東京、仙台、大阪で開催された後、名古屋にやってきた。
若子jetさんの今回の展覧会では、外国人の可愛いモデルさんが日本のちょっと懐かしさを感じさせる風景やキッチュな印象を与えるような風景の中に居るという、少し不思議な違和感と妙な親和性を感じさせる写真が展示されている。

トークではついつい学生時代の講評的雰囲気となり、制作の背後にある動機をさぐるような展開となった。
会場にははるばる遠方からやって来られた若子jetさんのファンの方々もいて、大変賑わっていた。若子jetさんは、トークが終わってからも来場者の質問やサインの要望に丁寧に応えていた。

向かって右から名古屋造形大学の吉岡俊直先生、真ん中が若子jetさん、左が小林。

その後は同期生とお客さまで飲み会。卒業生達の元気な顔を見ることが出来てよかった。

若子jet 写真展:『センチメンタル♡ガール』は
9月27日から10月10日まで.
名古屋・伏見のキヤノンギャラリー名古屋で開催されている。

http://wakakojet.com/
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/wakako-sentimental/index.html