朝、少し打ち合わせのあと、色々の用件が重なり、午後はマンガコース1年生デッサン授業の最終制作日。
授業を終えて、いつものバルコニーから見た空。午後5時過ぎには日没の風景となっていた。
「秋の日はつるべ落とし…」とか言っても若い人には分からないだろなぁ。
かく言う私も「つるべ」というものを見たことはあるが、微かな記憶しか無い。
「つるべ」は「釣瓶」と書き、井戸から水をくみ上げるための装置で、釣瓶を井戸の中に落とすと急速に落ちるために、秋の日がすぐに暮れることの喩えとなった。
滑車の付いたものも「釣瓶」というらしいが、私は天秤型のものが「釣瓶」だと思っていた。
私でさえこれだから、若い人は「『鶴瓶』落とし」と勘違いする人が居るかもしれない。
そういうと「朝顔に釣瓶取られて貰い水」なんていう粋な俳句もあるよね!?
つるべ落としの日没を見届けてから会議。
会議を終えて、午後8時少し前に帰宅した。