今日はAO入試の第1日目だ。
職員は午前8時、教員は午前8時30分の集合。
名古屋造形大学のAO入試は8コースが行うワークショップ型と、2コースが行うレポート型の2種類がある。
得てして美大の実技入試というものは作品制作に必要な十分な時間をかけることができないものだが、名古屋造形大学のAO入試ワークショップ型は2日間10時間をかけて行う。
その間、教員による指導が行われ、また、コースによっては簡単なレクチャーや講評も行われる。
早く制作できる脳力と優れた作品を生み出す脳力は自ずから異なるわけで、名古屋造形大学のワークショップ型入試は、まさに通常の入試では把握しきれない脳力を見出す入試だと言える。また、評価は出来上がった作品だけではなく、教員のアドバイスへの理解度なども含め、様々な角度からの評価を総合して行う。
一方、レポート型入試は与えられた課題に対してじっくりと思考し、自分の考えをしっかりとまとめて表現する入試で、これも一般的な実技入試とは異なるユニークな入試だ。
今回のAO入試では多くの方にエントリーしていただいたのだが、名古屋造形大学のAO入試の趣旨が理解されてきたのではないかと思うし、そうであれば嬉しい限りだ。
さて、今日のお昼は入試期間の特別メニューで、バリエーションはさほど無いが定番は揃っている。その中で選んだのはカツカレー。
いつもながら、とても美味しかった!
一日目の入試業務がほぼ終了した午後6時の空。
鉛色の空模様だが、グレイの中にも様々な色味があり、これはこれで美しい夕暮れの風景だと思う。
明日は良い天気になりそうだ。