日中は自宅で先日撮影した写真の整理。

撮った写真は1,800カットを超えていた。
これを元にして作品を作ってゆくのだが、撮影状況が短時間で結構変わっているので、事前にソートし、使う写真を選別しておかなければならない。

夕方からは町内会の夏のイベント「木曽川鵜飼見物」だ。

近くの集会所に集合し、チャーターしたマイクロバスで犬山へ。

20分ちょっとでこんな所まで来られるのだ、とあらためて感心。結構、いい場所に住んでいるような気がする。

午後6時から乗船。

しばらくは木曽川の流れを見物しながら食事。

川の上は驚くほど涼しい。しばらくすると少し寒く感じるほど…

夕暮れの光の中を中部国際空港に向かう電車が通ってゆく。

暮れてゆく光の中に犬山城が浮かび上がってきた。

先日の落雷でシャチホコの一つが壊れてしまった。そういうと手前のシャチホコのところが何か変だ…

ビールと日本酒でほろ酔い気分、薄暮の川面を渡る風が心地よい。

一時間ほど川面を行き来した後、一旦上陸し、鵜匠さんの解説を聴く。

二羽の鵜が大人しく鵜匠さんの傍らで控えている。

鵜飼の舟に併走して屋形船が下ってゆくのだが、その時間は僅かだ。

今日は昨日の豪雨で川が濁っているため魚が見つけにくいようで、放流した魚を捕らえさせているとのことだ。

まるで舟を曳いているような勢い。

その後、鵜に魚を飲ませて吐かせるというパフォーマンスが行われた。

何となく可哀想な気もするが、

鵜は大切に飼われていて、現役を退いても最後まで面倒をみてもらっているとのことだった。

鵜飼は初めての経験だった。
観光とは言え、古来からの漁法に触れることが出来たのはよかった。