7月22日(土)晴れ

昨日はあまり時間が無く、展覧会を十分に観ることができなかったので、もう一度東京藝術大学へ。

ホテルを出て上野公園に向かっていると、不忍池の蓮が目に入ってきた。
そこで、不忍池経由で行くことにした。
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見事だね!?

ご夫婦かな?
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おや、スマホで撮影、ナウいっ!
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天国的な美しさ!
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都会にこのような場所があるってイイね!
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・・・というか、元々不忍池はあったんだけど、周りがいつの間にか都会になってしまったということだろうね。

上野公園方面に登ってゆくと、正面に国立博物館が見えた。
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このグランドでは度々野球をやった。
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一度、音楽家の山本直純氏の率いるチームと試合をしたとき、正に、このライトの位置を守っていた(ライトが異常に狭い ..)。凡フライをポロリと落としてしまったとき、直純氏がすかさず「さすがに芸術的!」と一言。ちょっと恥ずかしい、懐かしい思い出だ。

大学に通っていたときには気付かない(当時はあまり意識して見ていなかったのか)風景がある。これは上野動物園の昔の正門らしい。
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とすると、これが京成線の「博物館動物園駅」の動物園に最も近い出入り口だったのだろう。
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そして、こちらの出入り口が博物館に行くのに便利だったのかも。
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この駅は廃止になってしまって久しいが、学生の時は結構使っていた。松戸に住んでいたときには日暮里から京成線に乗ってこの駅で下車することが度々あった(今の自分からすれば「若いんだから歩けば?」と言いたいけどね..)。

これは音楽学部にあった奏楽堂。この公園に移設された。
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ここで日本初演された曲も少なくないと思う。学生時代には秋の芸術祭でこの奏楽堂で開かれるコンサートが楽しみだった。

この門も全く記憶にない。こんなところに門があったっけ?
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美術学部のゲートは、立派な美術館が建っていて、すっかり変わってしまった。
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昨日と同じ陳列館での展覧会を観て、根津の方に下っていった。

自然と足が向くもので、特に考えもせず、いつの間にか昔よく歩いていた道を辿っていた。このポンプ、周辺の家々は変わったが、これは当時のまま。
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根津から地下鉄に乗って、
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またまた御茶ノ水へ。

ニコライ堂も周囲に高い建物が建ったので小さく見える。
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中古CD店でジャズのCDを少し物色したのだが、ちょっと驚いた光景があった。

開店直前に着いたのだが、なぜか行列が出来ていて、整理券のようなものが渡されている。
店の扉が開くやいなやその人たちが階段を駆け上がった。「アイドルのサイン会でもあるのかな?」と思っていたら、まったく予想外!

なんとアナログレコード(いわゆるLPだね)の棚に群がり、次々と手に取っている。そう、ジャズのレコードを手に入れるために開店前から並んでいたのだ。アナログレコードの人気が復活しプレス数も増えていると聞いていたが、なるほどね〜!

カウント・ベイシーのCDを600円で買い、駅の方へ。

駅の近くの交番横にある「お茶の水」の石碑。
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なんでも、二代将軍徳川秀忠が、鷹狩りの帰りにこの地にあった金峰山高林寺という寺に立ち寄り、湧き出ていた水を使ってお茶を飲んで以来、徳川家御用達の名水になったとか、それがこの地名の由来だそうだ。

これがその水。
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午後は名古屋にもどり、松坂屋名古屋店で開催されている「CBC翔け!二十歳の記憶『ルーキー』展」の会場に行った。
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地元の3つの美術系大学の学生から選抜されて行われている「CBC翔け!二十歳の記憶展」の過去の受賞者・出品者の中から選ばれた若手アーティストたちの作品展だ。今日はギャラリー・トークが行われた。

ギャラリー・トークが終わり、その後のCBC本社ビルでのパーティまで時間があったので、何となく屋上に行ってみた。
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このデパートの屋上感! 懐かしい!
何となくわくわくする感じが甦ってくる。

その後、会場をCBC本社ビルに移してパーティが開催された。出品者たちとたくさん話をすることができた。

能力がありモチベーションも高い若いアーティストたちが制作の継続を諦めざるを得ないことが少なくない現状を考えると、このように、企業がサポートして制作・発表の機会を与えていただくことは本当にありがたい。

今日の展覧会の初日にもすでに4点の作品が売れたとか。
また、この展覧会への出品がきっかけで、大学院への進学を決意した学生、また、卒業後も制作を継続し発表を続けている学生は少なくない。

サポートしていただいているCBCテレビ様、CBCラジオ様、そして、松坂屋名古屋店様には心から感謝申し上げる。