5月24日(水)曇り ときどき 雨

朝から学長室で仕事。

午前10時からは名古屋造形カレッジ2017の講座が始まる。

名古屋造形大学では、幅広い年代の方に向けて「はじめての日本画」「洋画講座」「楽しい陶芸入門」「木彫講座」の4つの講座を開いており、来月はコンピュータ・ソフトを使った「入門講座はじめてのチラシ制作」が加わる。

「はじめての日本画」では、伝統的な画材を使って、楽しく気軽に作品を作る。
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これは胡粉を練っているところ。日本画の様々な技法を学ぶことが出来る。
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こちらは「洋画講座」。油絵だけではなくアクリル画も教えている。
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「楽しい陶芸入門」では、手びねり技法や電動ろくろ技法で日々の生活で使える器を作る。
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やってみたいな〜
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こちらは「木彫講座」。
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しっかりスケッチして、細密に作り上げてゆく。
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講座は後期も開かれる。
大学の施設を存分に使って学べる講座に興味のある人は是非お問い合わせを!
https://www.nzu.ac.jp/about/feature/residence/zokei_college2017/

お昼前に名古屋へ移動。

今日から「なごや寺町アートプロジェクト」がスタートする。

「なごや寺町アートプロジェクト」は、名古屋造形大学50周年記念事業として、幅広く活躍する名古屋造形大学出身の著名アーティストを中心に構成した「まちなかアート展」だ。
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午後1時から、新聞記者やテレビ局の方々を招いて、東別院(真宗大谷派名古屋別院)で記者会見を開き、その後は内覧会を行った。

東別院、西別院周辺の寺院や神社、商店、公園など12か所に30を超えるアート作品を展示していて、手前味噌ながら、かなりレベルの高い見応えのある展覧会になっている。

なお、このプロジェクトには「なごや寺町まちづくり協議会」の方々の大変なご尽力によって実現した、また、東別院、西別院をはじめ、近隣の寺院、神社、商店の皆さんの多大なご協力をいただいたことに、心より感謝申し上げたい。

これは宗覚寺の境内に展示されている、沖啓介客員教授の作品。沖先生には名古屋造形大学コンテンポラリーアートコースで教えていただいている。
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宗覚寺本堂に展示された卒業生の竹田尚史さんの作品。あいちトリエンナーレなどにも出品されている作家だ。
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これは卒業生の田島圭さんの作品。
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平面から立体へ作品展開している。

卒業生の木村充伯さんの作品。木村さんは並行して名古屋でグループ展、東京のギャラリーで個展と、今、非常に活躍している作家だ。
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妙音寺に展示されている、卒業生で技術職員の渡辺泰幸さんの作品。作家としても全国の芸術祭などに出品している。
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日置神社に展示されている長瀬崇裕さんの作品。長瀬さんは卒業生で研究室の職員をしながら作家活動を盛んに展開している。
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卒業生の設楽陸さんは高顕寺で非常にインパクトのある作品を設置している。設楽さんも絵画や立体作品で今非常に活躍している作家だ。
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うぉっ!賽銭箱の中まで!!
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高顕寺では卒業生の佐野友美さんの絵画作品も展示されている。
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同じく卒業生の植松ゆりかさんも高顕寺に展示しているが、鏡の欠片が意外な所に設置されている。
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和紙店の柏彌紙店では卒業生でオカザえもんの生みの親、斉と公平太さんの作品と大学院生の山口由葉さんの作品が並んで展示されている。
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全香寺では卒業生の小粥幸臣さんの作品が展示されている。
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西別院(本願寺名古屋別院)では卒業生でアーティストの鈴木雅明さんと吉田葵さんの作品が展示されている。
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鈴木さんも活躍されている画家で、近年、画風が大きく変化し続けている。
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吉田葵さんの作品は今回はガラスを使った作品。
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展示作品の一部のみ紹介したが、このほかにも素晴らしい作品がたくさん展示されている。

各会場にはスタンプ台が置かれており、すべてのスタンプが溜まると、素敵なグッズがもらえる(グッズは5月28日にもらえる)。
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つい、スタンプを集めたが、もらうのは遠慮しておこう(もし余ったらもらおうかな…)。
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午後6時からは、アーティストや関係者を招いてオープニング・パーティが催され、大いに盛り上がった。

展覧会は5月28日まで。
朝日、読売、毎日、中日の4紙に写真入りで記事が掲載されたほか、テレビでも紹介され、たくさんの観客が訪れている。

是非ご覧を!