年長組を年中組が送り出すという形だが、感心したのは1時間以上続く式の間、みんながある緊張感を持って式に参加していたことだ。
毎年の入園式では泣きわめく子、親御さんのところに戻ろうとする子、先生にしがみつく子など、ついこの間まで”赤ちゃん”だったと感じさせられる場面が多々あるのだが、卒園式となるとこんなにもキチンとできるのだ。本当にこの年代の子どもって成長するのが早い。
いずれにせよ、子供ってほんとうに可愛い。卒園証書を受け取ったあと親御さんのところに渡しに行くのだが、毎年、このシーンを見ると胸が熱くなる。親御さんの気持ちがよくわかる。
息子の幼稚園の学芸会(って言ってたかな?)に行ったとき、ひな壇から息子が「お父さん、見に来てくれてありがとう!」と大きな声で言ってくれて、周囲の温かい笑いを誘ったシーンが思い出される。一生の財産だと思っている。
さて、卒園式を終え、昼食は近くの台湾料理さんで、台湾ラーメンセット。台湾ラーメンは名古屋発祥のいわゆる”名古屋めし”のひとつで、台湾には無い。ひき肉とニラがのっているのが特長で、麺をすすると多くの場合、むせる。
今日は天津飯(天津丼)とのセットを食べたのだが、この天津飯も天津はおろか、中国には無い日本独自の中華料理らしい。
天津飯のごはんを半分にしてもらったが、それでもボリュームがあった。さらに食後にソフトクリームとホットコーヒーが付いてくる実にお得なメニューだった。
午後から学園本部で打ち合わせがあり、その後、大学へ戻った。
図書館では教員の研究成果の展示が行われていた。
今年からどなたでも見ることができる形にした。授業は無い時期だが、学生さんも見に来てくれているようだ。
教員がどのような研究をしているのか、多くの学生にも見ていただきたい。