朝は元町駅にほど近い紅茶の店へ。
フラッと入ったが大当たり！

紅茶も美味しいし、モーニングのサンドイッチも美味しかった。
ティーポットでタップリと紅茶を満喫。

ムジカという名前だけあって、ベートーヴェンのピアノソナタがずっと流れていた。

そして、午前中は諏訪山へ。

残念ながらかなり靄（もや）がかかっていて、紀伊半島は見えなかった。

お昼は思い立って新開地へ。
新開地はかつて西の浅草と言われたほど賑わった場所だ。
演芸場や映画館、スケート場などがあり、子供の頃は本当に賑わっていた。

一時寂れていたが、少し人が戻ってきたような…

ここは「三角公園」と言って、かつては市電の停留場があった。左へ行くと兵庫駅、右へ行くと大開通から長田へ。直角に右に折れると湊川に行く市電の路線があった。

第１候補の店に行ってみたが、お昼ちょっと過ぎにお目当てのビフカツは売り切れ。

第２候補の店に並んだ。

並んでいるうちにオムライスが食べたくなり、ビフカツとオムライスで激しく悩んだ末に、両方にした。

今のオムライスは玉子タップリで美味しいが、昔風のオムライスはホントに玉子が薄くってご飯が透けている。そして、ケチャップではなく、デミグラスソースがかかったタイプのが好きだった。

今回のは悪くなかったが、オムライスのケチャップライスが少し柔らかかった。

これは、パラッと炒めてあって油と空気が混ざった香ばしさがないとダメ！ そして、ケチャップライスにはハムが入っていたが、チキンが自分としてはベスト。

さらに、デミグラスソースは少し香りが独特すぎて、違和感があったのは残念。ただ、子供の頃の味覚と今はきっと違うので、実際に食べ比べてみるとこちらの方が美味しいのかも…

ビフカツも昔の洋食屋さんのスタイルで、肉が薄く叩いてあり、火が十分に通っている。

新開地で”洋食”を味わって、小牧に向かった。
今回の総走行距離 1,440km。三泊四日の楽しい旅は終了した。

美味しく楽しい旅だった！