朝、大学で少し仕事をしたあと、栄へ移動。
空はどんよりと曇っている。

徒歩で大津橋にある「アートラボあいち大津橋」へ。ここで名古屋造形大学卒業生たちが大学の穴窯で焼き上げた作品を中心に展示する「喜好（よしよし）」という展覧会が開かれている。

これが本当に面白い展覧会で、焼きものが表現媒体として非常に魅力的であることをあらためて感じさせられた。

それぞれの作家の個性が際立ち、非常に雄弁な作品となっていた。

この展覧会を観たあと、ガレリアフィナルテへ。
倉地比沙支展を観た。

倉地さんの作品は版画ではあるが、一筋縄で行くような版画では無い。制作には色々な手段が介在しているのだろうが、その結果、非常に魅力的な世界が現出する。

制作にはかなりの時間と労力を費やしているのだろう、と思う。

倉地さんの展覧会を観たあと、東京へ移動。
まず、森美術館の”宇宙と芸術展”を観た。この美術館は火曜日以外は夜の10時まで開いている。夜からでもゆっくりと観られるのがいい。

面白い展覧会だったが、特に瀬戸桃子さんの映像作品には引き込まれてしまった。

この人の作品をもっと見たいと思った。

やはり、足を運んでいろんな展覧会を観るべきだと今さらながら思う。必ず得るものがある。