午前中は同朋大学の卒業式に出席。
午後、名古屋市内で所用を済まして大学へ。
打ち合わせのあとは自作の制作。
このところ制作時に良く聴く音楽はモーツァルトの弦楽四重奏曲。
実は、今月の初め頃、朝風呂に入りながらFM放送を聴いていたら、美しい短調の弦楽四重奏曲が流れていた。
明らかにモーツァルトらしい音楽だが聞き慣れない曲だった。
それが、モーツァルトの弦楽四重奏曲第13番ニ短調 KV.173で往年の名四重奏団バリリ弦楽四重奏団の演奏だった。
モーツァルトの弦楽四重奏曲は、いわゆるハイドンセット(14番〜19番)は良く聴いたが、考えてみると、それ以外の曲はほとんど聴いていなかった。この機会に聴き直してみようと、学園の図書館でイタリア四重奏団のものを借りて聴いてみたら、これが中々良い。ハイドンセットの後の、いわゆる「プロシャ王セット」も魅力的な曲集だ。
しばらくはマイブームが続きそう。
ところで、音楽やFM放送を聴きながら作品の制作を行っていると、その音楽と制作している部分が結びついて記憶されていて、あとでその音楽を聴くと、それを聴きながら制作していた部分の映像が浮かんできたり、また、完成作を見ていると、そこを作ったときに聴いていた音楽や、そこで話されていたラジオの話題などが思い出されたりする。
旅行しながら聴いていた音楽などもその時の情景と結ぶ付くことがあるが、それもまた楽しいものだ。
午後9時過ぎに切り上げ、帰宅の途に就いた。