朝、同朋学園名古屋キャンパスにある同朋幼稚園へ。
青空が鮮やかな好天。
穏やかな朝だ。
同朋学園には同朋大学、名古屋音楽大学、名古屋造形大学、同朋高等学校、同朋幼稚園がある。
毎年のことだが、園児の元気な姿を見ていると思わず顔がほころんでくる。
そして、卒園証書を受け取った子供たちが席に戻る前に保護者に証書を渡し、頭をなでてもらったりハグされたりする姿を見ていると目頭が熱くなってくる。
自分の子供たちの卒園式の時のことも鮮明に思い出すし、また、さらに昔、自分自身の卒園式の時の母親の姿を思い出したりする。そして、いつかこの子たちも同じように卒園式を感慨深く見る時がくるのかな、などと考えてしまう。
入園式の時は自分の席に座っていられず直ぐに保護者の席に走って行ってしまったり、大声で泣きわめいていた子供たちが、卒園式では見違えるように成長し、全員がキチンと決められた形で証書を受け取り席に戻った。また在園生も卒園生徒と一緒に元気いっぱい歌を歌って立派に送り出した。
胸にあたたかいものを受け取って幼稚園を後にした。
大学に戻ったのはお昼少し過ぎた頃。
空は変わらず青空。
気温は4月並とか。
その後、午後1時から会議。
会議終了後は事務仕事をこなし、再び名古屋へ。
いつもの中央高速桃花台バス停から見る西の空にはまだ太陽が輝いている。
名古屋文化振興事業団の会議室でファン・デ・ナゴヤ美術展の会議。
ファン・デ・ナゴヤは企画者を公募するユニークなコンペ。企画委員として6年間務めた。
愛知県立芸術大学の倉地比沙支先生、名古屋芸術大学の高橋綾子先生とともに、今日が最後の会議だ。
会議終了後は、名古屋造形大学をこの3月一杯で退職される日比野ルミ先生にエールを送る会”ルミエールの会”。
新たなスタートを心から祝したい。