朝、徒歩で大学へ。
夜明け前まで降り続いた雨が上がり、雲の切れ間から青空が見えている。
近所の公園の梅(2/16と2/19のブログで紹介)はこのところの暖かさで一気に花開いた。
ついこの間、刈田の状態だった田んぼが耕されている。
“たがやす”は「田を返す」つまり、田んぼの土を返してゆく作業が語源だろうな、などと考えながら歩く。
黒田(くろた)稲の植え付け前の田、植田(うえた)田植えをすませた田、青田(あおた)まだ実らない田、本田(ほんでん)苗代に対して、実際に稲を植え付ける田、浅田(あさだ)泥の深くない田、野田(のだ)野の中にある田、などなど、田にまつわる言葉は多いし、日本人には田に関係した姓が多い。
事ほどさように、田は人の生活と密接に関わっていたということだろう。
大学で打ち合わせや会議を終え、夕刻、名古屋へ。
名古屋駅前のなじみ深い「大名古屋ビルヂング」の姿は既に無く、新しい高層ビルが姿を現している。
会合を終え、時計を見ると既に最終バスは出たあと。
日付が変わる直前にJRで帰宅の途に就いた。