5月4日(日)晴れ

今日も朝から大学の部屋の引っ越し+片付け作業。
明日は天気が崩れるそうなので、何が何でも今日中に荷物運びを終えなければならない。
量的には何とかギリギリ片付けられそう。

台車に満載した荷物を、このマンガ研究室の出入り口から出す。
マン研入口
他にルートが無くはないのだが、何れも途中に階段という難関があるのだ。
ただ、午後からはマンガ研究室に大抵加藤雄一先生がお見えになって仕事をされるので、できるだけ午前中に運んでおきたい。
(先生がいらっしゃってからは、できるだけ音を立てないように通していただいた)

マン研を出るとしばらくガタガタの道無き道を進み、芝生を横切らなければならない。
地面が湿っているので轍ができて進みにくいし、芝生を傷めかねないので注意しながらルート取りをする。

溝

芝生を抜けると今度は溝。こんな幅だが、荷物満載の台車の前輪を超えさせるのがまず大変。そして後輪を通す際に取っ手を持ち上げなければならず、これが腰に来る。

その後、このガタガタのコンクリートタイルの路面を行き、魔のV字坂に差し掛かる。
このとき、下りが始まる前に台車を180°回転させて、身体を坂の下側に持って行き、全身で台車の取っ手を支えるように少しずつ後ずさりしながら下ってゆく。
ちょっと油断すると台車に押し倒され、台車が坂道を暴走する危険性があり、全行程で最も神経を使うところだ。
(荷物が重い時は本当に身体の傾きを45°くらいにして全身の体重を掛けないと危ない)
魔のV字坂

V字(正確にはY字かも??)の枝分かれする部分から今度は左側の登り坂の方にスイッチバックで台車を押し上げる。
このとき、腰に大きなGが掛かるのだ。
2×2G(ツー・ツー・ジー)くらいは掛かっているだろうか?

そう言うと通路沿いのツツジが満開だ。
キャンパスのツツジ-1

疲れを癒してくれる。
キャンパスのツツジ-2

そしてあとはエレベーターで2階に上がって細い通路をくぐり抜け、部屋に入る。

空は気持ちよく晴れているが、この雲の感じからして天気は下り坂だ(根拠は無いが、天気予報で明日は雨だと言っていたので…)。
キャンパスから眺める空

日が陰ってからのツツジは色が一段と映えて美しい。
夕暮れ時のツツジ‚

そして数え切れないほど往復し、大分日が陰ったところで最後の荷物。
最後の荷物

その後、残った荷物を何度か手運びし、掃除して何とか片付いた。
片付いた部屋

長年お世話になった部屋にお別れ。
ここ数年の作品はすべてここで作った。
また、学部生・院生のゼミも行った。
何人もの卒業生・修了生の顔が浮かぶ。
記念撮影-1

荷物を運び込んだ先の部屋はカオス状態。
これから先の片付けが大変だ。
引っ越し先の部屋

というところで、またまた記念撮影。
記念撮影-2

ずっと聴いているのはネットラジオでNHK−FMの「一日“ラ・フォル・ジュルネ”三昧」。
NHK−FMの「今日は一日○○三昧」というのは結構良く聴くが、中々面白い。

「ラ・フォル・ジュルネ」はフランス西部の都市ナントで毎年一度開催されている音楽祭で、日本でも2005年の東京を皮切りに、各地で開催されている。

去年も仕事をしながら聴いた記憶がある。
ラジオで聴くのも楽しいし、会場の盛り上がりが良く伝わってくるのだが、やはり一度現場で聴いてみたいものだと思う。
演奏そのものは??というのも多く「なぜこの演奏でブラボー?」と思うことも何度かあったが、この辺りが会場の熱気の中で聴くのとは違う部分だろう。
ただ、それでも、このような大きな音楽の祭典が催され、多くの人が楽しみながら1日過ごせるのは良いことだと思う。
愛知でもやらないかな〜?

てなことで、何とか引っ越し作業を完遂し、月と記念撮影。
月と私
自分に「お疲れ!」