朝9時過ぎからミーティング。
学長室で執務の後、学食へ。
今日の日替わりは”豆腐と野菜の揚げびたし+鯵の塩焼き” 380円
メチャうま!
大根や里芋も上手に煮てある。
野菜も絶妙の揚げ具合。
揚げ出し豆腐も外はカリッと中はしっとり。
これが380円で食べられるのは本当にお得!
食後、キャンパスを歩いてみる。
新緑が透明感のある色合いから鮮やかな色へと移り変わってきた。
午後からは大学院生のゼミ。
前回に引き続き、今年の計画について話をした。
続いて、アニメーションコースの新1年生の人体デッサン指導。
こちらは2枚目のデッサンに入っているが、アドバイスをきちんと受け止めて、真摯に努力する姿が良い。
ここからはグングン上達する人材が沢山出るだろう。
授業後は少し打ち合わせがあり、その後、大学を出て中央道桃花台バス停へ。
傾いた日に私の影が。
蔦の蔓に頭をなでられている気がする。
今日は錦通本町で下車、電気文化会館のザ・コンサートホールへ。
岸ミツアキ・トリオを聴いた。
ドラムは力武誠氏、ベースは本川悠平氏。
疲れていた身体が浄化されるような心地よい響きに満たされたひと時だった。
エグ味やアクの全く無い、見事に精製された美しい響き、どこかオスカー・ビーターソン・トリオの品の良い音楽を思い出していた。
後のトークの中で、岸さんがジャズに開眼されたのが、中学生の頃にオスカー・ビーターソンの演奏を聴いたことがきっかけだ、と語られていたことに非常に納得。
そういうと、1980年代の後半にケルンのコンサート・ホールでオスカー・ビーターソン・トリオを聴いたことがあったが、今日のような心地よい一時だった。
途中、鍵盤ハーモニカで”シェルブールの雨傘”が演奏されたが、余興というレベルではなく、本当に素晴らしい音楽になっていた。名人は楽器を選ばない。この楽器でこんなに表現力のある音楽が可能だとは…
それにしても、岸氏の音楽はスゴいテクニックに支えられているが、技巧的な印象は全く受けず、純粋に音楽の美しさに浸ることができた。
また、トークも本当にウイットが効いていて(関西人の本領発揮!)楽しませていただいた。
幸せな気分で、帰りには名古屋音大の高橋学長と職員の方々と食事をして帰宅。
今日は本当にゴージャスな一夜だった。感謝!