3月11日(火)晴れ

三年前の今日のことは決して忘れない。
出先で揺れを感じ、自宅に戻ってテレビをつけると、どす黒い水が田畑を飲み込んでいる映像がリアルタイムで流れていた。
家屋には人がいるだろう、流されてゆく車の中にも…

まさか起こるとは思わなかった原発事故。メルトダウンなどパニック映画の世界だと思っていたが、現実となってしまった。

我々はあまりにも原子力に対して楽観的だったのではないか。現実は想像を遥かに超えるものであることを忘れてはならない。

この震災から学ばなければ犠牲になられた方々に申し訳ない。もとの土地に帰ることができない人がまだまだ大勢いらっしゃる。その意味では、未だ震災が終わったとは言えない。

あの日のことを忘れてはならないと思う。