11月9日(土)晴れ

午前8時半少し前に大学へ。
今日は先週に続いて入試の日。穏やかな天気で良かった。

学長室で控えながら色々と調べごとなどしているうちに入試は無事終了。

会議を一つ終えて、春日井駅に向かった。コインパーキングに車を停めて、今日は電車で移動。

金山で東海道線に、刈谷で名鉄三河線に乗り換えて碧南へ。今夜は碧南市藤井達吉現代美術館で野村朗氏作曲の歌曲のコンサートがある。

野村氏は名古屋音楽短期大学作曲専攻を卒業、同朋学園の職員として勤めながら多くの作品を発表してこられた。

現在、同美術館では高村光太郎の生誕130年を記念して「彫刻家高村光太郎展」が開催されており、高村智恵子の紙絵作品も展示されている。

野村氏の曲は高村光太郎の詩に基づいて作曲された歌曲で、今回は「冬の言葉」と連作歌曲「智恵子抄」の全曲が、森山孝光さんのバリトン、森山康子さんのピアノによって演奏された。

盛大な拍手に応える野村氏(中央)と森山孝光氏、森山康子氏。

この曲を聴いた後で観る光太郎、智恵子の作品は一段と胸に迫るものがあった。

高村光太郎のブロンズ作品が素晴らしいことはもちろんだが、木彫は、心の底からすっーと出てきたような形が魅力だ。手で触ることは出来ないが、重さや木の質感、温度まで感じるように思える。

智恵子の紙絵には研ぎ澄まされた感性を感じる。鮮やかな色使いや繊細な切り絵は複製を観ることでは計り知れないものあある。

是非、多くの方にご覧いただきたい。

展覧会名:生誕130年 彫刻家・高村光太郎展
会期:平成25(2013)年 11月1日(金)から平成25(2013)年 12月15日(日)まで
観覧時間:10:00-18:00
休館日:月曜日(ただし11月4日は開館し、翌11月5日は休館)
観覧料:一般700(560)円
高校・大学生500(400)円、小・中学生300(240)円
※()は20名以上の団体

http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/kotaro.html

碧南駅から名鉄で刈谷へ、

そこからJR東海道線で金山へ向かう。
電車通勤なら途中駅で降りて一杯やる楽しみもあるんだけどな〜、なんて考えているところ。ちなみに聴いているのはヴァルキューレ第1幕(カラヤン)。

途中の駅から観る月。

帰宅してウニとまったりしていたら日付が変わってしまった。

そろそろ寝よう!