朝、9時に大学へ。
今日はまず作品に取りかかる。
意外と早く進み、午後にはほぼ完成。今回の作品はかなり制作しやすい条件なのでどんどんはかどった。
外は雨模様。路上にタマムシが… だいぶん弱っている様子。
成虫は盛夏の2か月ほどの寿命だとか。
午後は名古屋に移動。三越の学生アートマーケットに立ち寄り、買い物をした。その後、名古屋画廊で今日から始まった庄司達展を観にゆく。作品の前でしばしお話。エネルギッシュに制作されているが、ご本人とお話ししていると本当に自然体でサラリとした印象。
庄司さんとは30年ほど前、個展のために名古屋に来たときに初めてお会いし、作品を拝見したが、その時から作品への姿勢は一貫しているように見える。これからも精力的に作品を作り続けていただきたい。今後、どう作品が展開して行くのか楽しみだ。
その後、画廊を幾つか回ろうかと思ったが、何しろ空気が蒸気のように肌にまとわりついてくる。気温はそれほど高くはないが、それでも風呂場の中を歩いているようで、長い距離を歩く気にはとてもなれなかった。
金山まで移動し、Caféで少し休憩した後、日本特殊陶業市民会館へ。
実は「落語四人会」のチケットを名古屋音大の高橋学長からいただいた。
上方落語は高校生の頃からよく聴きに行ったが、江戸落語は生で聴いたことがない。
前座さんを入れて五人の名人芸を堪能。客席との絶妙なやりとり、場の空気を作って行く様が見事。あらためて話芸のすばらしさを実感した。
ホールを後にして焼き鳥屋へ。高橋先生と一緒に落語を聴いて9時に終わって飲まずに帰ることはまずあり得ない、というか、焼き鳥屋へ誘ったのは私の方だが…