今日も暖かい。三月中旬の感じ。
朝、一番にJIDAデザインミュージアム in AXISへ。
昨日と今日の2日間”積層造形技術デザインコンペティション2012展”が行われている。
このコンペは昨年から名古屋造形大学、名古屋学芸大学、原田車両設計(株)の主催でスタート、今年が2回目となる。
名古屋造形大学の田原迫先生によれば、積層造形は型を一切必要としないため、極めて複雑な形でも3Dデータを忠実に再現することが可能だということだ。
優秀作品として選ばれた作品のうち、名古屋造形大学学生の2作品を紹介しよう。
森田裕之さんの作品”balampce”
左右の素材の厚みを変化させていて、吊り下げるとほどよいバランスとなるランプだ。
これは長谷川智恒さんの”11.25°”
どんな方向からでも使えるペーパースタンドだ。
中心に向かうほど幅が狭まっているのでどんな厚さの紙でも挟むことができる。
これは最優秀作品に選ばれた”8パズル”
都内の高校3年生中島希さんの作品だ。
“吉本キューブ”という吉本直貴氏によって考案された立方体の幾何学オブジェだが、粉体造形、積層造形ならではの作品と言える。これからが楽しみな高校生だ。
右が原田車両設計(株)の原田久光社長、左は名古屋造形大学講師田原迫先生。
ちなみにこれは田原迫先生がデザインされたスピーカー”SNAIL”。バックロードホーンになっており、中低音も良く出ていて、バランスの良い音が聴ける。
学生にこのような機会を与えてくださった原田社長には心から感謝申し上げたい。また学生をここまでサポートしていただいた田原迫先生のご努力にも感謝したい。
JIDAデザインミュージアムのあとは国立新美術館で二つの展覧会を観た。
その後、東京都現代美術館へ。まずは、近くのカレー屋さんで腹ごしらえ。ナンがデカい!
美術館に着いてびっくり。まずチケット売り場が長蛇の列。特にこういう展覧会は最終日に来るものではないなと痛感。
残念ながら、全てを鑑賞することはできなかった。特に”アートと音楽”は十分に時間をかけて鑑賞したかった。
夜は、浪人・大学時代の友人と食事。お互いに青春時代を過ごしたお茶の水であれこれと話に花が咲いた。