11月6日(日)晴れ

今日も暖かい、気持ちの良い秋日和だった。

休みの日とは言え、色々と用事があり半日はつぶれてしまった。

これは「ウニタワー」。
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実は最近購入した。

ウニに関しては親ばかというか(実の親ではないが..)家人の反対を押し切り「ウニも癒やしという意味で貢献してくれているのだから」ということで購入に踏み切った。

ところが”親の心子知らず”で、当の本人は全く興味を示さない。
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困ったもんだ。

夕方からは、またまたハイレゾミュージックをポチってしまった。

今日はブルックナーの交響曲第9番ニ短調、アバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽、アバドが亡くなる前年のライブ録音だ。

そしてJ.S.バッハのマタイ受難曲、これはリヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ヘフリガーのエヴァンゲリスト、ゼーフリート、テッパー、フィッシャー=ディースカウという錚々たるメンバーによる1958年の歴史的録音だ。

夕闇迫る中でブルックナーを聴いたが、音空間が非常にリアルに再現されていて、正にライブ会場に居るような感覚だった。アバドはいわゆる「ブルックナー指揮者」ではないが、それだけに全く構えたところや力みの無い清らかな音楽に打たれた。

それにしても、ブルックナーは作曲家の中でも最もスピリチュアルで崇高な音楽を書いた人物ではないだろうか。

特に9番は(今年の1月15日のブログでも触れたが)他に例を見ないほどの高みに達していると思う。私にとって掛け替えのない音楽の一つだ。