高知に移動。
明日、明後日と高知での業務があるのだが、一日早く高知入りした。
移動の途中では武満徹の音楽を聴き続けていた。
ただ、今回聴いていたのはポップな感じの歌やギターの音楽。
これがなかなかいい!
中でも、よく知られた12の曲をギターのために編曲した「ギターのための12の歌(1977)」は、サラリと聴ける音楽でありながら、どこか心に染みる。
元々はミュージカルの劇中歌だった「オーバー・ザ・レインボウ」、賛美歌から広く知られる愛唱歌になった「星の世界」などのよく知られた曲、そして、「ヘイ・ジュード」や「ミッシェル」などのビートルズ・メロディなど、耳に馴染みのある曲がギターの美しい響きを活かした音楽へと編曲されている。
世界各国で労働歌として歌われてきた「インターナショナル」もあるのだが、これが武満の編曲で聴くと本当に美しくチャーミングな曲になってしまう。
移動中の車窓から風景を見ながら何度となく聴いた。
早めにホテルにチェックインし、パワーポイントで作成した授業資料を、さらに密度の高いものにすべく再点検した。明後日の模擬授業で使うのだが、それに止まらず、他の機会にも使えるよう、常に内容をアップデートしなければならないと思う。