5月3日(火)曇り

世間では、今日は”憲法記念日”で休日だが、わが大学では平常通りの授業がある。

朝から会議が一つ、定例の執行部会議だ。

会議が終わったあとは通常の業務をこなしながら、空いた時間に研究室に籠もって作品制作。

3作目はレタッチを終えてほぼ終了した。

ところで、制作していてちょっと驚くようなことが起きた。
私の作品はたくさん(数百枚)の写真をコンピューター上で合成して作るのだが、当然、画面の4辺はちょうどパッチワークの端のようにでこぼこになっている。

そこで、一旦、最大限取れるギリギリのところで画面を切り抜く。

今回の展覧会に出す作品は縦横比を一定の比率にしているのだが、使える最大限のところで切り取ってからその縦横比を何気なく見てみたら、何とほぼ予定通りの数値になっていたのだ。幅が 3.5 mを超える大きさにもかかわらず、何と誤差が 0.3175mmしかない。ほぼピッタリなのだ。

どうってことないような話なのだが、ちょっと驚いた。

そう言うと、昨日家族とテレビを見ながら会話していて、話の流れから「石臼」と言った途端に、見ていたテレビの何かの商品に貼られたシールに「石臼」の文字が…

「石臼」が家族との会話に出てくることなんてどれほどあるだろう。またテレビで「石臼」という文字を見る機会がどれほどあるのか… それが同時に起こる確率は、などと思わず考えてしまった。

私は”超自然”的なものにあまり関心が無いタイプなのだが、実はこのような偶然が立て続けに起こるのが、5〜6月頃に多い。

ビックリするような偶然で言うと、ドイツに住んでいたころ、以前美術研究所で教えていた生徒の夢をみたことがあった。単なる教え子のうちの一人で「なんで彼女の夢を見たのかな??」などと思っていた。

その翌日アムステルダムに出かけ、王立博物館の階段を上り始めたとき、上の方から「うそ〜、信じられな〜い!」という声が聞こえてきた。そこには夢に見た彼女が立っていた。

彼女はイギリスで留学生活を送っていて、たまたまアムステルダムに旅行に来ていたのだ。

まあ、色んな偶然があるものだ。

今日も仕事の区切りがついた時にベランダに出てみたが、午後3時半頃の空はどんより曇り空。
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そして、午後6時半過ぎの空。
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今日は仕事を少し早めに切り上げ、午後7時に帰宅。
7時のニュースが見られる時間に家にいるのは本当に久し振りだ。