9時出勤。午前中に二つの会議が立て続けにあった。
そして、早めの昼食はこのところ続いている”バララン(バランスランチ)” 350円。今日も強い意志を貫いて揚げ物は取らない。
しかし、実は取った3皿のうち2皿に衣を付けて揚げた豚肉が入っていたのだ。最初1皿目のナスの陰に揚げ物らしきものがチラッと見えていたが、見て見ないふりをしていた(そのナスも実は軽く揚げてあったが)。しかしもう1皿は正直知らなかった。それで、思わずヤッター!… これじゃダメだね。
それにしても揚げ物好きは周囲に多い。しかもほぼ全員太っている。ヤバい!
食堂の入口のツバメの子もずいぶん大きくなった。もうすぐ巣立ちかな?
お昼は臨時教授会。
その後、学長室にて執務。そして、午後3時に大学を出て車で名古屋へ。
まずは愛知県美術館で行われるマックス・エルンスト展の開会式と内覧会へ。この展覧会は横浜美術館、愛知県美術館、宇都宮美術館の順に開催される巡回展。
まとまったエルンストを観るのはデュッセルドルフのK20(クンスト・ザムルンク・ノルトラインヴェストファーレン)以来かな。
今回の展覧会は「フィギュア × スケープ」というサブタイトルが付いている。エルンストの作品に登場する不思議な動物や植物などをここではフィギュアと捉え、それらが存在する場所や背景をスケープとしている。色々と新たなストーリーを作る工夫と努力が感じられる。また、フロッタージュを体験できるコーナーも設けられているなど、お子様も楽しめそう。
浪人時代、彼のデカルコマニー的表現やグラッタージュ、フロッタージュのようなことを少しやってみたことがあった。今回は「百頭女」などのコラージュロマンが面白かった。特に原画は色の違いで切り貼りが分かるので面白い。コラージュ的手法は今でもコンピュータを使ったりしながら延々と行われているが、エルンストのコラージュは今でも全然古さを感じさせない。
エルンストをじっくり観た後はスペースプリズムとガレリアフィナルテに寄った。スペースプリズムでは”SUMMER ARTIST SHOP 2012″が行われており、名古屋造形大学の卒業生も出品していた。けっこう売れているらしい。いいね!
道を歩きながらあらためて名古屋テレビ塔を見ると、シルバーが曇り空によく似合う。本当に美しい。
ちなみに東京タワーは赤と白の塗装だが、名古屋テレビ塔は航空法により赤白塗装が義務づけられる前の完成なので、シルバーのままだとか。後に航空障害灯を設置し、この塗装を守り続けているようだ。
街をぶらぶら歩いていると喫茶店「エーデルワイス」の看板が目に入った。えーっ!今、頭の中をエーデルワイスが流れ始めていたところだ。本当にビックリ。
よく考えてみると、直前に見たビルの名前が Blossa、それで “Blossom of snow, may you bloom and grow…” とエーデルワイスのメロディが頭の中で流れ始めたところだったのだ。
こんな偶然ってあるもんだね。
その後、大学に戻って少し仕事をして帰宅。
今日は妻が外泊なので私一人、あ、ウニと二人。
あれ、ウニが居ない!
あちこち探しているとこんなところから手が…
ウニくんおやすみ!
Schlaf gut Uni!