11月8日(日)雨

久々に雨がしとしとと降り続けた一日。
♫〜雨がしとしと日曜日〜
ぼくは一人でピアノリサイタルに行ってきた。

寺本みなみさんのベートーヴェン、ピアノ・ソナタの演奏会。
第27番ホ短調作品90、第30番ホ長調作品109、第24番嬰ヘ長調作品78、そして、第23番ヘ短調作品57の4曲。

どれも好きな曲ばかり、演奏も良かった。
特に最後の第23番「熱情」はよくシェイプアップされ引き締まった演奏で、音の粒立ちも良く、聴き応えのある演奏だった。

今日は完全なるオフを堪能し、豊かな気分で帰宅。

雨の桃花台バス停付近。
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草原も紅葉していて鮮やか!
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そうそう、先日、テレビ番組であらためて深く感心したのだが、松田聖子のヒット曲の幾つかが松任谷由実(呉田軽穂)の作曲であることを知らなかった。・・・いや、ひょっとしたら、昔知っていたのを忘れていたのかもしれない。

松田聖子の曲の中でも特に素晴らしいと思う「赤いスイートピー」や「瞳はダイアモンド」など、今更ながらだが、松任谷由実のメロディは素晴らしいと感じる(もちろん、松本隆の詩とのマッチングもいい)。

ところで、このところ、夜中に目が覚め、頭が冴えてしまって中々眠れないことがある。昨夜も夜中に目が覚めたのだが、松任谷由実(呉田軽穂)のことが頭にあったせいか、同じようなペンネーム(外国の有名人の名前をもじった芸名)を持った人がほかに何人いたのか考えてしまった。

呉田軽穂はスウェーデン生まれのハリウッド・スターであるグレタ・ガルボから来ているのだが、他に思い浮かぶのは江戸川乱歩(エドガー・アラン・ポー)、益田喜頓(バスター・キートン)、谷啓(ダニー・ケイ)。

・・・後が出てこない。
考えてみると、”もじる”ことができる名前には一定の条件がある。まず、長いのはダメ、そして、元の姓が和名の名前に、元の名が和名の姓に対応していなければならない。この条件が結構難しい。

新たな芸名を創作してみようともしたが、やはり難しい。これが逆(姓=姓、名=名)なら幾つか思い浮かぶのだが・・・

そこで、面白い名前、こじつけっぽい名前に逃げてみた。
このタイプはお笑いの人に多い。古いところでは、八波むと志(8×8=64)、南都雄二(相方で元妻であったミヤコ蝶々が当初は字が読めず、台本の文字を「何という字?」と聞いていたところから)、今喜多代(今いくよ・くるよの師匠で「今来たよ」)、など。現役では、佐藤B作、古田新太も面白い。

そういうと、回文のような名前もある。漢字だと建築家の清家清。娘さんはたしか”清家いせ”という名前だったような記憶がある。ひらがなで読むと、上から読んでも下から読んでも同じとなる。

「回文名」になるためにも色々と難しい条件がある。作りやすいのが、姓に「もと(本や元)」が付く場合。名前に「とも」が使える。他に「みえ:えみ」「なか:かな」「かみ:みか」は作りやすい。田中加奈、江本友恵、小池恵子などは、あまり無理のない自然な回文名だ。

・・・などと考えていたら、ますます眠れなくなってしまった。なにやってんだろ ??
そういうと、身体が眠っているのに、脳が活動している状態を”レム睡眠”ということを思い出した。

「眠れないな、レムね!?」