4月12日(木)晴れ

上着が要らないくらい暖かい。
午前中は会議が立て続けにあり、その最中に来客という慌ただしさだった。
名古屋造形同窓会の片山会長がお見えになり、大学の発展の為に全面的に協力したいとのお言葉をいただいた。
誠に心強い。

午後からは愛知県美術館で開催される展覧会「魔術/美術」 – 幻視の技術と内なる世界 – のオープニングに出席。

この展覧会は愛知、岐阜、三重の三県立美術館の協同企画展として三館のコレクションから特定のコンセプトに沿って企画されたもの。見ていると「なるほど美術とは魔術かもしれない」と思わず納得されられそうになる。展示は紀元前のものから現代の作品まで幅広く、見応えのある内容だった。14日の土曜日には新入生研修で学生を連れてくるが、彼等にとっても興味深い内容だと思う。

外は完全に春の陽気、もう八重桜も咲いている。

夜は名古屋造形大学総合造形コース(現コンテンポラリーアートコース)の元研究室嘱託職員とアシスタントたちと会食。まずは早く着いた二人と串カツ屋で軽く一杯。

このメンバーは数人のコアなメンバー+その都度集まる卒業生たちで構成されている。先月末は「痕跡本のすすめ」で有名になった古沢和宏君も加わった。コンテンポラリーアートコースの吉岡先生は常連さん。
今回は全員総合造形コースの卒業生で気心の知れた仲だ。年齢的には20代後半から30代中頃の人達。年は親子ほど離れているが、ほとんど友達感覚で話ができる。中にはファーストネームで呼んでくださる(いわゆる呼び捨てというやつ)お方もいて、それが非常に嬉しい。

10年後、20年後もこの人達を見ていきたい、と思う。
そのためにも長生きしなきゃ!