5月18日(金)晴れ

午前10時にコンピュータシステム関連会社の方々が来校。この会社はもとは画材やステーショナリーを扱う商店だった。浪人時代はよく画材を買っていたので馴染みがある。ついつい自分の作品の話をしたり、作品制作に使っているコンピュータやソフトについてアドバイスをいただいたり、長く引き止めてしまった。

さて、今日の「造形の学食から」はおろし唐揚げ定食、火曜日に名古屋キャンパスの学食で浅野先生と一緒に食べたメニューだ。ボリュームがスゴい。

午後からは春日井市の伊藤太市長を表敬訪問。名古屋造形大学と春日井市とはもともとつながりが強い。市のキャラクターは名古屋造形大学の学生がデザインしたものだし、私自身、かすがい市民文化財団の評議員として関わらせていただいたこともある。和やかな雰囲気の中で、話は色々な方向へ展開して行った。驚いたのは市長のおじさまが名古屋音楽大学でかつて学部長をされた方だということ。同席した本学の事務部長がよく存知あげた方だったらしく感慨深げだった。

伊藤市長との話の中で、市役所近くにある写真館”写真のヤマグチ”の話となった。なんでも店主の山口典夫さんが絵画のような写真を撮られているとか。帰りに寄ってみたが、本当に絵画のような色合いや筆触が感じられる写真が並んでいた。山口さんに制作方法を聞いてみた。てっきりコンピュータを使われたのかと思ったが、ポジフィルムを少しずらしながら重ねて露光されたとか… そのテクニックに驚いた。
また、店内にはクラシックカメラが多数展示されていて圧巻だった。中には大正時代に作られた超大型のカメラもあり、興味は尽きなかった。

大学に戻り執務を終えたら、やはり夜は更けていた。