1年生 鉛筆描写 講評

2016年5月1日(月)の実技は、鉛筆描写の講評が行われました。一日3時間の実技時間を六日間描きました。最初の二日間はラフスケッチを繰り返し、魅力的な構図は何か見つけていき、残りの時間を鉛筆描写の時間として使いました。受験のデッサンでは3時間から5時間もあれば仕上がるボリュームですが、何倍もの時間をかけてじっくり観察します。

それぞれ長所のある作品に仕上がっています。この作品はアルファベットを大胆に構成し迫力のある画面になりました。

鉛筆のモノクロームの階調がとても美しく上がっています。よく観察して表現出来ています。

この作品は、目線を下げて奥行きのある作品を目指しました。後ろに配置したアルファベットが何か風景を感じさせてくれる面白い作品に仕上がったと思います。

中から勢い良く飛び出しているような動きを感じる作品です。

最後の作品は、パラパラと舞落ちる文字の雰囲気と構図がとてもバランスよく描けています。鉛筆のタッチもとても丁寧で空間もしっかり表現出来ました。

講評の後は、クロッキーを行いました。ひとり5分のモデルを交代しながら時間の許す限り描写していきました。

クロッキーもデッサンも共通するのは「観察」です。観ることを意識的に行ってください。4年間は始まったばかりです。継続して練習を重ねていってください。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ

1年生 川嶋先生の授業

2016年4月21日(木)1年生のアトリエでは川嶋先生による写真の授業が行われていました。デザインやイラストレーションにとって写真はなくてはならない修得すべき技術です。イラストレーターのノーマン・ロックウェルも写真の技術をもとにイラストを描いていました。構図を学ぶには写真が一番です。

絞りやシャッター速度の組み合わせで面白い写真が撮れます。まずは「絞り」とは何か、「シャッター速度」とは何かをしっかり理解できるように、たくさん写真をとって楽しみながら学んでいってください。

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2年生 小副川先生の授業

2016年4月21日(木)2年生は小副川先生によるフォトショップを使ったデジタル表現の授業です。先生が制作されたイラストレーションについて、ラフスケッチから資料、描き方まで詳細な情報を見せていただきました。

2先生から本格的にデジタル表現が始まっていきます。イラストレーターやフォトショップなどは社会に出てから必要なスキルになります。少しずつでも確実に修得していってください。

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4年生 前期研究課題1 中間審査

2016年4月21日(木)13時20分より前期研究課題1の中間審査が行われました。4年生前期の課題は4月5月でひとつ、6月7月でひとつです。各自で課題を見つけ、解決していきます。

何人かのチームで24期生のコースキャラクターを考えています。ラフ案を見せてもらいました。なかなか面白そうなキャラクターが仲間入りしそうです。

児玉さんはクッキー屋さんの商品展開です。パッケージデザインを制作しました。

完成は5月19日(木)です。就職活動もあり大変な時期ではありますが、目標を明確に定めて、ひとつひとつ前に進んでいってください。

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展覧会のお知らせ 2016年5月22日(日)学内ギャラリーで伊勢型紙展を開催します。

お知らせです。2016年5月22日(日)オープンキャンパス時に学内にあるD-1ギャラリーにて伊勢型紙展を開催します。伊勢型紙は型染めに用いる紙の型の一種で楮紙を柿渋で貼り合わせた渋紙に文様を切り抜き、型紙として使用されています。名古屋造形大学には二万三千点の伊勢型紙のコレクションがあり、オープンキャンパスに合わせて展示を行います。

そしてイラストレーションデザインコースでは有志を募り、その伊勢型紙を題材にイラストレーション展を同時開催する事になりました。展示をするためにまずは伊勢型紙のリサーチ、セレクトを行っていきます。

モチーフになりそうな文様を探し出し、スキャニングをします。メンバーが力を合わせて作業を進めていきます。

絵を描くのが好きな集団です。今からどんな作品に仕上がるかとても楽しみです。

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