1年生 最初の課題講評

1年生最初の課題の鉛筆描写を提出してもらいました。スポンジボールとボール箱、そして自分の名前(ローマ字)を自由に構成して描く課題です。特に印象に残った作品をご紹介します。

荒木さんの鉛筆描写です。ボール箱のふた部分とアルファベットの関係に工夫が感じられます。逆光にすることで「M」の光が地面に落ちて面白い画面構成となりました。

鈴木君の鉛筆描写です。他の学生とは違った世界観です。アルファベットを平面構成的な表現で描き、画面に力強さが出ています。

山崎さんの鉛筆描写です。アルファベットがリズミカルに配置されていて、適度な余白が画面に広がりを感じさせます。

他の学生の作品もそれぞれ工夫がありました。ラフスケッチでは苦しんでいましたが、産みの苦しみを乗り越えてこそのクリエイティブです。アイデアが出てくるまで考える。その繰り返しで成長していきます。まだ始まったばかりです。頑張ってください。

イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ