指定研究のご紹介

1999年度開始・指定研究  伊勢型紙の調査研究とデータベース化

型染めシンポジウム(1999)

資料展(1999)
研究代表者:横井敏秀(名古屋造形芸術短期大学教授)
●研究分担者:鵜飼昭平・大藪幸博・佐藤弘喜
 

 
染色の「型紙」に表現されるデザインの数々は、その多様性から紋様の宝庫と言える。名古屋造形芸術研究センターが所蔵する約2万枚の伊勢型紙(石井コレクション)を、紋様・技法・歴史など様々な角度から分類・整理し、デザイン分野への応用など広く研究資料としての利用を可能にするため、併せて、近年の型彫職人の減少に伴い、その保存法についても永く後世に伝えるため、データベースを作成する。

 現在、主として小紋型紙約1500枚についてはディジタル画像化が完了し、型紙の現物に触れることなく検索が可能になっているが、画像をフィルム化して入力する方法も検討中である。

型染めワークショップ(1999)