若い方にも興味を持っていただき、明治村に足を運んでもらう機会を増やすために計画されたプロジェクションマッピング。
今年のテーマは「文明開化〜灯りと輝き〜」です。

電気は明治時代で開発されました。夜に明かりがなかったこの時代に「電灯」が普及し始め、その明るさに明治の人々はとても感動したそうです。
プロジェクションマッピングを通して、電灯やイルミネーションはこんなに明るいんだ、明治の人々は大変だったな、電気はありがたいといったことを現代の人に感じてもらうのが今回の目的となっています。

映像の内容についてですが、電気の明るさやありがたみを現代の方に伝えるために「明治時代に起きた電気の歴史」を理解していただける内容にしています。電気の歴史を伝えるために、錦絵のアニメーションや文字の演出を多く盛り込みました。

また、プロジェクションマッピングという特性を生かし鮮明で色鮮やかな表現をベースとしつつ、今回「消灯」という演出も盛り込んでいます。同時にムービングライト（DMX）を10個設置し、「光の演出」を多く盛り込みました。

場所は博物館明治村・聖ザビエル天主堂、上映日は2020年11月7日(土)～2021年1月11日(月・祝)です。
来年まで開催しているので、お時間ある方は是非お越しください。お待ちしております。