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学部・大学院

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中田アミノさん


『筆とあいつがいればいい。』

筆とあいつがいればいい。画像

2019年4月12日発売、ビッグコミックス スペリオール『筆とあいつがいればいい。』初連載‼
単行本発売中です♪

ビッグコミックス スペリオール

インタビュー/INTERVIEW

大賞受賞おめでとうございます。
今回の作品はどのようなキッカケで生まれたのですか?

ありがとうございます。
出張編集部で編集さんに作品を見て頂いたときに、名刺をいただけてその方に作品を見せてみようと世界観やキャラクター案を考えて提出したのがキッカケです。

なぜ美大進学の道を選びましたか?

昔は、何となく「マンガ家っていいな~」と思ってはいたんですけど、同時に「マンガ家って生活できるのか?」という疑問も抱いていましたね。私、デッサンはやったことがなくて、でも絵を描くことが好きだった。それで家から近い場所で受験できそうなところはないかなと思って調べた結果、名古屋造形大学のマンガコースを見つけたんです。
進学の決め手になったのは"出張編集部"制度ですね。わざわざ東京に行かなくても、大学の中で描いたマンガを編集部の方々に見てもらえ、デビューのチャンスが掴めるかもしれない。このシステムがいいな!と感じ、進学しました。
『委員長、草をむしれ』
次世代マンガ大賞 受賞

掲載:2018年4月13日発売スペリオール第9号

大学に入ってみて、どうでしたか?

良かったですね(笑)トレース台やパソコンとかも気軽に借りられるし、先生に気兼ねなく「このセリフの日本語合ってますか?」「背景大丈夫ですかね?」とか何気ない質問もできる環境です。これまでアナログでずっと描いていたんですけど、大学にデジタルの機材があるので最近はちょっとずつそちらも始めました。デジタルのメリットもあるので、今後上手く両方使用して合うものを選んでいきたいですね。
あとは…出張編集部が期待以上で素晴らしかったです。パンフレットに記載されている出版社より多くの編集部が来るんですよ。良い意味でびっくりさせられました。実際に担当さんが付いて下さった身としては、こうやって大学と編集部を繋ぐパイプがあるのは本当に大切なことだなと思いました。

マンガを考える時に大切にしてるポイントは何ですか?

生み出したキャラクターで自分自身が楽しめるかどうかを大切にしています。たとえキャラクターを沢山生み出したとしても、そこからアイディアがポコポコ生み出せるかどうかでマンガの面白さって変わると思うので、それが出来るようなキャラクターを描くように心掛けています。
世界観は、ファンタジーだけど、どこか近い世界のお話を描くのが好きですね。

賞金の300万はどうされましたか?

300万は…今後の学費にします。あまり大騒ぎになってないですよ、周りのみんなも「へーすごいねー!」ってぐらいの反応でしたね。

作品画像

楽しかった、大変だった授業を教えて下さい。

加藤先生による、2ページで『怒るシーンを描く』『世界一美味しい食べ物を食べているシーンを描く』という、反応を描いて原稿にしてみましょうという課題授業が楽しかったです。この課題のおかげで、2ページという短い量だとしてもちゃんと原稿まで仕上げることが大切だと思いました。ネームだけで終わってしまうと、どうしても適当になっちゃうので…短くても形になったマンガを沢山残しておくと、役立ちます。
大変だったのは、集中線とスピード線を描く課題です。自分なりに一生懸命描いたんですけども、先生に「この線、かっこよくないね。」って言われてしまって、ちょっと凹みました(笑)あとは、少しだけデッサンの授業を受けたんですけど「人物を見て描くのはまだまだだね。」と…。今まで描いていたものが甘かったのかなと思ってしまう指摘を受けて、一回ちゃんとやった方が良いのかなと、焦りが湧きました。

マンガを描いていて、楽しい!と思う瞬間を教えて下さい。

後半のシーンを先に思い付いて頭の中で考えていて、そのシーンまで冒頭から上手く繋げられた時は「やった!つながった!!」と嬉しくなりますね。

今後頑張りたいことはありますか?

描く上で身に付けた方が良い能力とか沢山出てきて、色々学ばないとダメだなと思っています。例えば、大人目線の視野。おじさんキャラや年上のお姉さんキャラとか、私の年齢よりも上の人物の考え方とか、経験したことがないので全然描けないんですよね。そういうのを描けるようになりたいので、色んな人の話しを聞いたり、様々な作品を読んだりして模索しています。

作品画像

映像文学領域へ進学を考えている人にメッセージを!

自分を強く持ってください!作品がまだ描けていない時に「みんなもそんなにやってないから、いいや!」ってなるのが一番ダメだと思っています。私もまだまだなので、頑張ります!