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学部・大学院

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ペルティエスタジオ


情報表現領域

このスタジオではゲームデザインを軸として「リアルタイム」体験を制作研究します。
アクションゲームから歴史建造物のビジュアライゼーションまで、ゲームそのものとゲームを支える技術を活用する作品を通し、ゲームデザイン、3DCG、プログラミングやサウンドデザインを学びます。この分野の技術は非常に早い流れで動いていますので、常に新しいことに関心を持ち、最先端に挑戦する人が向いています。
個人制作も可能ですが、学生と教員が力合わせてたチーム制作が中心となります。一人一人自分のスキルを磨き、他人とコミュニケーションを取りながら共同制作を行ってください。
また、スタジオでの制作は技術向上が目的ではありません。"作品を完成させるために"技術を学ぶのです。ですので、体験する人、そして社会やそれらを取り巻く環境に対して、どういう影響があるかについて深く考えることで、良い制作が可能となります。どのようにゲームを作るか、3DCGをどのように本物そっくりにするか、という技術面の視野にとどまらず、作ったゲームで遊ぶ人はどう変わるのか、本物と区別がつかない画像が作れると社会がどうなるか、制作したその先まで考えてみましょう。ですが、娯楽性(エンターテインメント)の否定はしません。美味しくて体に良い料理のように、楽しくて考えさせてくれる作品を創りたい学生の意思を尊重します。

キーワード

  • ゲームデザイン
  • 3DCG
  • サウンドデザイン

授業内容

2年生後期 ゲームデザイン、3DCG、プログラミングとサウンドデザインの内に自分のコア・スキルとなる実技分野を選び、教員と共に勉強計画を建てる。教員による指導と自主的な勉強と制作をバランスよく活用することによって学生の独立心とスキル向上を目指す。
3年生前期 作は個人またはグループで行う。計画を発表して教員と他の学生からアドバイスをもらって短期間で「プロトタイプ」を制作して、発表する。プロトタイプで自分が目指している方向が間違っていないかを確認して本制作に移る。
3年生後期 前期のプロトタイプ発表で方向が決まって、日々作品の完成度を上げていく。後期の初めに「中間審査」を行う。この審査では制作が予定通り進んでいるか、大きな変更点がないかを確かめる。
4年生 これまで学び、研究した内容をもとに、最後の集大成となる卒業制作を行います。

学生作品紹介

ゲームゼミ

菊池航太郎くん/ カーコンフィギュレーター(CGゼミ)

卒業制作では、SSジャガーなど所謂クラッシックカーのCGカーコンフィギュレーターを展示しました。クラッシックカーって普通の車と違い、気軽に乗ったり触ったりカスタムしたりするなんて出来ないじゃないですか。だからこそ、現実では難しいことをCGで疑似体験出来るようにしてみたら、面白いことができるんじゃないかなと思ったのと、プリレンダリング(3DCGソフトであらかじめレンダリングされた画像や映像)がやはりグラフィックとしては質が高いんですけど、最近になってリアルタイムレンダリング(ゲームエンジンなど3DCGグラフィックをリアルタイムで描画を行う処理)によるリアルタイムレイトレーシング(光源や反射をリアルに表現できる機能)を使う事でグラフィックの質もかなり上がってきているので、試しにそれを使って制作してみたいと思いました。
操作性のあるカーコンフィギュレーターの設計にチャレンジしてますが、かなり細かいところまで再現するように作りこまないと、そもそも車をカスタムすることも出来ないし、リアリティも出せないので、車の博物館に取材しに行き、大量の資料画像から仮のモデルを生成するフォトグラメトリという技術を使いました。今はフォトグラメトリで作成した仮モデルをブラッシュアップして、自分で撮った写真を参考に細かい調整をしています。大変ですけど、すごくやりがいがありますね。

栗濱礼尚くん/VR制作 ヨハネ礼拝堂(CGゼミ)

明治村にあるヨハネ礼拝堂をVRで再現しました。ちょうどこの作品に取り掛かろうとしていた時に、ノートルダム寺院が火災で燃えてしまう事件が起き、その出来事をきっかけに教会や寺院などの史跡価値の高いものを資料として保存する用途としてもVRは適しているのではないかと思い、単純に好きなものを作るだけでなく、より社会的な価値のある作品になることを意識して制作しています。歴史のある建物って一部立ち入り禁止区域があるじゃないですか。そういう場所であっても再現すれば入ることが出来るという一面も、VRの利点だと考えています。
それで、前期の展示で途中経過を発表したのですが、360度見えるようにすると、面白いことに体験する方々の多くが上を眺めるんです。普段見えないところを見てみたくなるみたいで、そういう行動をされることまでは想定していなかったので、今は天井付近のディテールや採光の表現を中心に細部を詰めています。作り込みが甘い部分や、同じ木材でも色合いや質感が異なるところが多いので、最後まで気を抜かず、空間を再現したいです。

プロジェクト・産学官連携

研究ゲームプロジェクト、こども未来館のデジタルコンテンツ制作

将来目指す職業

  • ゲームデザイナー/クリエイター(プランナー、アーティスト、プログラマー)
  • CGデザイナー